夢幻花揺れて・・・ 46 | 時をこえて・・《シンイ2次小説》

時をこえて・・《シンイ2次小説》

「信義ーシンイー」の2次小説を綴っています。

《蒼い狼》の隠れ家から
ヨンが忘れ去られた宮へと帰ってきた。

気配を消し、ウンスが眠る部屋へと
スルリと入ると、ヨンは静かに
寝台へと近づいていく。

しかし、寝台には、眠っているはずのウンスの
姿はそこにはなく、褥も冷たい。


ヨンは、慌てて部屋の中を見渡した。
部屋の中に争った形跡もない。

しかし、どこにも、ウンスの姿が見当たらない。

ヨンの焦りが頂点を極めようとした時。
隣の部屋から、穏やかなウンスの気が感じ取れた。

ヨンは、すぐさま隣の部屋に入ると
卓に伏して、眠っているウンスの姿が目に飛び込んできた。

『ウンス・・・』

卓に伏して眠るウンスを見つけ

ホッと安心すると、ヨンは、

ウンスを寝台に連れて行こうと

そっと抱き上げた。


「ん・・・ん?
あ、ヨン。
帰ってきたのね・・・
お帰りなさい・・・」

ウンスは、少し寝ぼけた様子で

ヨンの首に腕を回すと、
その温もりと陽だまりのような香りを確かめる。

『只今、戻りました。

遅くなる故
先に休んでいてくださいと

言っておいたはずですが・・・

あのようなところで眠っては
風邪をひいてしまいますよ。』

ヨンは、ウンスを運びながら
腕にかかる重みに、喜びを感じていた。

「だって・・・
起きて、待っていたかったのよ・・・

でも・・・
ミョンウォルの薬湯を飲んだら
どうしても眠たくなって・・・

いつの間にか、眠っちゃった・・・」

ウンスはバツが悪そうにつぶやくと
ヨンの胸に顔を埋めた。

『もう、真夜中です。
俺は、こうして帰ってきたのですから
安心してお休みください。』

ヨンは、ウンスを寝台に横たわらせると
亜麻色の髪を優しく撫でた。

「ん・・・
ヨンは・・・?
まだ、起きているの?」

『いえ・・・
衣を着替えたら、休みます。

俺が、隣にいないと
眠れませんか?』

ヨンは、ウンスを揶揄うように言った。

「え?
そんなこと・・・

ううん。
そう・・・
ヨンの腕の中でないと、ゆっくり眠れない・・・」

ウンスは、ヨンの袖を握りしめ、
呟くように言った。

ウンスの言葉に、ヨンの胸がドクンと鳴る。

『ウンス・・・

わかりました。
すぐに着替えてまいります。
少し・・・ほんの少しの間
待っていてください。』

ヨンは、急ぎ着替えの置いてある場所まで行くと
荒々しく、衣を脱ぎすて着替えた。





忘れ去られた宮の夜空に
三日月が浮かぶ。

シン・ハク一味を
一網打尽とする作戦の前夜。

ウンスの待つ部屋へ向かう途中
ヨンは、夜空に浮かぶ三日月を見上げた。

そして、必ずシン・ハク一味を
捕らえると、誓いを立てるように
右の拳を夜空に浮かぶ月に向かって突き上げた。















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by junjun