2023年3月1日にくも膜下出血を発症、そして復活の記録


退院してから、1ヵ月たとうとしていた頃、母が血圧急上昇して意識を失い、救急車で運ばれて、入院になった。

兄が母の異変に気づき、救急車を呼んでくれたのだ。

小脳梗塞を起こしたようで、

手術はせず、入院にて治療することになった。

血圧は200を越えて、判定不能になったそうだった。

運ばれてすぐ、MRIや、血管造影などの検査をしたようで、そのまま入院になった。


入院の手続きなどをするため、翌日、夫と、兄と私で実家に集まり、もろもろの用意をして、病院へむかった。


私が入院していた同じ大学病院だ。

医師の説明を聞くために、3人で待機していたら、私のくも膜下出血の手術の際、主治医ではないけれど、立ち合ってくださっていた医師が現れた。私が入院中、病室にも何度か顔を出してくださった先生だった。ついこの間まで患者の立場だった自分が、今度は患者の家族として話を聞くのがなんだか不思議な感じだった。


その先生からさっそく画像とともに説明がはじまり、母の小脳梗塞の状態の説明後、『今回、小脳梗塞の状態の検査中に、未破裂脳動脈瘤がみつかりました』と言われた。画像にも脳動脈瘤が写っていた。3つある。

そのうちの破裂の可能性が微妙な大きさのものが1つあり、この脳動脈瘤を破裂を予防するための手術をするか、しないかについての話になった

母が高齢であること。


血管にもろい部分があるので、細かな検査をさらにする必要があること。


手術を希望するなら、まずは小脳梗塞の治療をして、体調、体力を取り戻してからになること。


本人が希望するかどうかということ。


くも膜下出血を経験した自分としては、破裂する前に防ぐことができるなら…という気持ちは大きいけれど、手術するにはいろいろな課題もある。

まずは夫、兄、私の3人で気持ちを整理することにした。

ただでさえ、小脳梗塞で入院して、気持ちが弱ってしまっている本人への説明が第一関門だと思った…