理絵さんと理加さんはそれからも…


自分を気にかけてくれて…

「先輩…

ご飯食べてますか…?」



「じゅん先輩…

受験勉強あまり頑張り過ぎないでね…ガーン



声をかけてくれました…




自分が高校を卒業し…



大学二年になった頃…


三つ違いの高校二年になった弟が…



「お兄ちゃんに会わせたい人がいるんだ…ニコニコ

ちょっと恥ずかしそうに言われました…


弟に彼女が出来たらしいのは、なんとなく分かってたから…



「うん…ニコニコ

ちょっと恥ずかしいけどな…」



「今…

外に来てるんだ…


呼んでいいかな…?」



「えっ…?

今…来てるの…?


外で待たせてるなんて可哀相だよ…ショック!


早く呼んであげたらいいよ…」



弟が部屋を出て…


家の外に…



しばらくして…


部屋がノックされ…


「お兄ちゃん…


入っていい…?」



「あっ…

どうぞ…ニコニコ


すごくドキドキしました…ニコニコ



ドアが開き…


弟と…

彼女が…



「あっ…


はじめまして…



兄の…………?」





「はじめまして…


じゅん先輩…

あっ…


違った…


じゅん…お兄ちゃん…ニコニコ


「……………


えっーーーニコニコ



そこに立ってたのは…


高校三年になった…

理加さんでした…ガーン




「理加さん……?」



「はい…

じゅん…お兄ちゃんニコニコ



言葉が出て来ませんでした…


唖然としてると…


弟が…


「びっくりした…?にひひ



「はい…

びっくりしました…ショック!




弟が話始め…


自分と同じ高校に入学した弟が…

二年になって…

体育委員になり…


一年先輩の体育委員の理加さんと出会った事…


理加さんも最初は自分の弟だと思ってなくて…


でも…

名前が一緒だから…


もしかしてと思って…


それから付き合いが始まったそうです…ガーン



「お兄ちゃんが会わせてくれたみたいだね…ニコニコ



「そんな事ないだろうけど…

不思議な縁だね…ニコニコ



理加さんが…


「じゅん先輩…



約束どおり…(笑)



『可愛いい妹』


になったよ…にひひ



じゅん…お兄ちゃん…ニコニコ




「アハハ…ガーン



本当だね…ニコニコ


でも…



本当…



びっくりしたよ…ショック!



弟と理加さんは…



その後…


何度か家に来て…



でも…



一年位して…


別れてしまいました…しょぼん



理加さんは今…


子供さんが二人いるママになりましたが…




今も毎年…


自分の所に年賀状が来ます…


始まりはいつも…



「お元気ですか…?



じゅんお兄ちゃん…ニコニコ
「お姉ちゃん…

次は私よ…」


理加さんが自分の前に…


「じゅん先輩…

私は…


じゅん先輩が好きです…


ただ…


お姉ちゃんや…


佳奈先輩…

みたいな気持ちではないのかも知れない…」



「理加さん…」



「私は…

今までどんな男の人にも…
何も言えなかったお姉ちゃんが…

初めて『好きです…』と言った

じゅん先輩が気になって…

それからじゅん先輩を見てたら…

その優しさ…

その純粋さに…


憧れてただけかも知れないです…


私は…

佳奈先輩に会った事はありません…

だけど…


お姉ちゃんや他の先輩達から聞いていた…

佳奈先輩も…

私の憧れの人です…


お二人が私の憧れだったのです…」



「ありがとう…」



「じゅん先輩…



佳奈先輩は…


じゅん先輩との時間は本当に幸せだったと思います…

それだけに…


辛いと思います…


まだ…


じゅん先輩は…


悲しくて…

苦しくて…

辛くて…



生きてるのもイヤなのかも知れませんが…


佳奈先輩は…


間違いなくじゅん先輩を愛していました…


私が言うのも変な事かも知れませんが…


佳奈先輩の為にも生きて下さい…


生きて…


佳奈先輩がどんなに素敵な人だったのかを…

私達に教えて下さい…しょぼん



「理加さん…しょぼん



「私は…

佳奈先輩の様になりたいです…


みんなに好かれてて…


可愛いくて…

優しくて…


それに…


じゅん先輩を一途に…

心から愛せるその強さ…


私も…


佳奈先輩みたいになって…

じゅん先輩に…


今度は…


『可愛いい妹』


だと思って貰いたいです…しょぼん



「理加さん…


ありがとう…しょぼんしょぼん
自分は虫が…


大嫌いです…ショック!


気持ち悪いし…

この世界に虫なんか必要ないと思ってました…


今日…

朝起きてからずっと自分の周りを…

コバエが飛んでいました…


コバエだから虫嫌いな自分も殺せると思い…

何度か叩きましたが…


逃げられてしまいます…

(どれだけ鈍いんだ…ニコニコ)


でも…

気にしてると…

そのコバエは…

自分の周りばかり飛んでます…ガーン

自分…

そんなに臭いの…(T_T)


場所を移動しても自分の周りを飛んでます…

時々…

自分の腕に乗って来たりします…


自分も…

もしかして…

この子(笑)は自分を親とかに思ってるのかなって…


夕方…

少し出掛けて帰って来たら…

すぐに自分の所に寄って来ました…ニコニコ


なんか…


可愛いい…ニコニコ



それが…


さっき…

自分が飲んでたお茶の中に…

もがいてる所を見つけて…

慌てて…

助け出しました…

ティッシュで濡れた身体をゆっくり拭いてあげると…

なんとか生きてて…


ヨロヨロと自分の指をはい上がって来ました…しょぼん


「ごめんね…

ごめんね…しょぼん


自分がお茶なんか飲まなかったら良かったね…しょぼん


しばらく自分の手に乗ってましたが…


飛び上がりまた…

自分の周りを飛び始めました…

「良かった…ニコニコ



今…

さっき濡れたからか…


元気がなくなり…

飛んでいません…ショック!


死なないで…しょぼん

また自分の周りを飛びまわって…しょぼんしょぼんしょぼん



その子は…

今…

自分の指に乗っています…しょぼんしょぼんしょぼん

時々動いて…

自分の手から離れません…しょぼんしょぼんしょぼん


こんなに小さな命なのに…

愛おしいです…しょぼん



自分は…


虫が…


大嫌いです…しょぼんしょぼんしょぼん