杉本錬堂さんが発信された「からだとこころの平和」というテーマで3日間投稿する。というバトンを回していただき、
2日目の投稿です。
《からだとこころの平和~2日目:自然によりそう》
今日は去年のGW、清里キャンプで体験した事について書いてみようと思います。
参加したのは「大人のための自然体験:僕らの家」主催のキャンプです。
ここでは普段抱えている仕事や地位、年齢差などを取っ払い、
子ども心で思いっきり自然と戯れて遊ぼう!というもの。
出来ない…といった制限を無くし、
やりたい事を提案しながら思いっきり遊ぶ事が出来るんです。
※キャンプの知識と経験豊富なプロのサポートが付いているからこそ出来る事もあり、危険な事や環境を壊す事は行いません。
2泊3日のキャンプでいろいろ体験した中、特に楽しかったのは…
早朝、小鳥が歌を練習しているのを聞きに行ったり、
散歩道を進む私たちの少し先に木の実を落として遊ぶ小鳥さんさんとの時間♡
鳥好きな私にとってはたまらなく至福の時間だったのですが、
今回この話は置いといて…笑。。
夜森に入り、木々が生い茂った道なき道を月明かりのみで散策する!
といったなかなかスリリングな体験をしました。
キャンプ場から目的地までは懐中電灯の明かりで進んで行きますが、
それでも夜の山道は足元が見え難く、慎重に進みます。
目的地に着くとそこからは明かりを消して。
真っ暗闇の中一人一人自由に行動します。
その場で仰向けになって黒々とした木々の陰越しに月を眺めたり、
疲れていたのか、横になった途端寝てしまう人も。
私は鹿に会えるかもしれないとの事で森の中を散策に出かけました。
目の前は深い闇。
人の存在は「ミシッミシッ」という草を踏む音で確認します。
最初は木や草に当たらないよう顔の前で大きく手を振りながら、
何かに当たる度「わぁ!」「ギャァッ!」といいながら少しづつ進みます。
少し目が慣れてくると、月の明かりでうっすらと森の中の様子が見えるようになりますが、
それでも細い木や枝は見えないので、手でかき分けながら進みます。
時間が経つにつれ不思議と恐怖感は無くなり、
逆に温かく深い闇に包まれている安心感が生まれてきます。
歩く速度も普段と変わらず、アリスが森の中にさまよい込んだ時目の前の道がどんどんアーチ状に開けて行くような、
そんな不思議な感覚でした。
その日の月は満月でも新月でもなく、丁度中間?
決して強い光ではありませんでしたが、
道しるべとなり、足元を照らしてくれる貴重な明かりとしては充分なのかもしれません。
昔の人が太陽や月のリズムに寄り添って生活していた感覚が少しですが分かった気がします。
立ち止まり樹に寄り添ってみると、冬の間モコモコのぶ厚い皮を被った樹はとっても温かく、
普段聞こえない遠~いところで鳴っているかすかな音も聞こえます。
風の匂いも。
全ての五感が研ぎ澄まされ体がどんどん繊細に、感じる力が強くなっていきます。
頭の中もごちゃごちゃとした思想が無くなりクリアに。
瞑想している時に似ていますね。
自然の温かさを体感した時、
体の緊張がとけたのかふと涙がこぼれ落ちました。
言葉で表現するのは難しいのですが、私の中では
~からだとこころの平和~でした。
人間が発する光や音は自然の中では強過ぎて、とても暴力的。
強い刺激の中で五感は衰え、
あれこれ考えようとするから実はとてもシンプルな事も複雑に。
ここでの体験は自然の温かさや、
本来あるべきこころやからだの状態を教えてもらったように思います。
素敵な体験をありがとうございました。
