平成28年熊本地震発生から1週間経ちました。
この1週間の間に、熊本県の熊本地方や阿蘇地方以外に、大分県別府・湯布院方面、
八代方面にも震源域が広がっています。
北東-南西方向に延びる日奈久・布田川断層帯が最大2m移動した地殻変動がもたらした地震で、その周囲に歪みを解放するために周辺一帯で地震が多く発生しています。気象庁では、阿蘇を挟んで北東部の大分県と、南東部の八代地方も地震警戒を促しています。
今回の地震で、まさか九州で大地震が襲うとはほとんどの方が思っていなかったと思います。
『災害は忘れた頃にやって来る』
『発達している現在の科学技術であっても、地震や火山活動の発生する可能性はおおよそわかっていても、時期や場所は特定できません。明日なのか、1週間先、1か月先なのか、数年先なのか、それ以上先なのかはわかりませんが、必ずいつかはやって来る』
この熊本地震から、被災地以外にお住まいの方々にはいくつか警戒し災害に備えていただきたいことと、被災地のためにできることにまとめました。
〈災害に備えた対策〉
今一度災害への備えをしていただきたいのです。この1週間で災害への備えや今後起こり得る可能性を報道でたくさん発信されています。
「熊本地震」だけで済まない可能性も研究者が警告(4/15付産経新聞)
産経新聞2016年4月17日「西日本への拡大はあるのか 震源、熊本から大分へ」
NHN NEWS WEB(2016年4月17日) 専門家「断層帯延長部では別の地震誘発も想定を」
熊本地震は「南海トラフ地震」の前兆かもしれない!専門家が警告/2020年東京五輪までに東南海地震が(gooブログ/みんなが知るべき情報 2016年4月19日)
Ⅰ 過去の歴史に学ぶ
今回の震源地付近は、西日本を東西に横断する中央構造線の一部に属しています。
実は今から約400年前に連動した地震が数日内に起こっています。それは1596年9月に発生した文禄大地震【豊後国(大分県の一部)→伊予地震(愛媛県の一部)→伏見地震】で、豊臣秀吉が建てた伏見城が倒壊した記録が残っています。
大地震・予言・前兆.com
また、その9年後に遠く江戸で起こった大地震の震源域が東南海地震だったという見解をもつ考えを持つ説もあります。
熊本地震の影響による次の大地震の可能性を慶長伏見地震から考察(NAVERまとめ)
研究者のなかには、400年前に四国以西の溜まったエネルギーが解放されたので、中央構造線の熊本県と大分県一帯で地震が続くのではないかと慎重に対応する意見もあります。
日本はプレート境界型地震と断層地震による大きな地震が過去に何度も起きています。あらゆる可能性を考え、地震に備えておくことが必要だと思います。
今回の断層での発生確率は1%未満の地点でした。
「活断層、日本に2千以上 どこでも大地震が起こるおそれ」朝日新聞デジタル(2016年4月17日)
仙台市内にも総延長約20㎞の北東-南西方向に延びる「長町・利府構造線」が存在しています。この断層も1,000年以内に起きる可能性は約1%です。この断層を境に西側の斜面が隆起しする縦ずれ断層であることがわかっています。なお、5年前の東日本大震災でこの断層の付近を通る一帯では揺れが伝わりやすく、断層付近を通る学校の校舎が損壊したことは、関連性があるかもしれません。
Ⅱ 地形・地質を知る
自分の住んでいる地域の地形や地質をご存知でしょうか?
高度経済成長で大規模な開発が進む前の地形図をみるとわかりますが、なかなか調べることはしない方がほとんどだと思います。しかし自治体によっては、ハザードマップで活断層の位置や、水害や予測される各種の災害を知ることができます。
仙台市の防災・災害対策(仙台市ホームページ)
仙台市宅地造成等履歴マップ
区ごとに旧地形と、盛土・切土の状況がわかる地図が作成されている。
仙台市ホームページ 長町・利府断層によるハザードマップ
活断層の位置と、揺れやすさや被害の予測など
阪神淡路大震災の建築物の被災データと地形学や地質学などで得られた旧地形を重ねてみると、旧河川だった一帯が地盤沈下して
地質、被害が起きる災害がある程度予想できるものも多くあります。
都市化が進み、○○何丁目というのが増えて、住居表示から字名が消えてしまっていますが、昔から使われていた字名は、歴史的なものであるとともに、地形や地質を表すものであることが実は多く知られています。
参考になるものを2つほど載せましたので、ぜひご覧になってください。
『地名に隠されたメッセージ』政府広報・内閣府
地名と災害
この1週間の間に、熊本県の熊本地方や阿蘇地方以外に、大分県別府・湯布院方面、
八代方面にも震源域が広がっています。
北東-南西方向に延びる日奈久・布田川断層帯が最大2m移動した地殻変動がもたらした地震で、その周囲に歪みを解放するために周辺一帯で地震が多く発生しています。気象庁では、阿蘇を挟んで北東部の大分県と、南東部の八代地方も地震警戒を促しています。
今回の地震で、まさか九州で大地震が襲うとはほとんどの方が思っていなかったと思います。
『災害は忘れた頃にやって来る』
『発達している現在の科学技術であっても、地震や火山活動の発生する可能性はおおよそわかっていても、時期や場所は特定できません。明日なのか、1週間先、1か月先なのか、数年先なのか、それ以上先なのかはわかりませんが、必ずいつかはやって来る』
この熊本地震から、被災地以外にお住まいの方々にはいくつか警戒し災害に備えていただきたいことと、被災地のためにできることにまとめました。
〈災害に備えた対策〉
今一度災害への備えをしていただきたいのです。この1週間で災害への備えや今後起こり得る可能性を報道でたくさん発信されています。
「熊本地震」だけで済まない可能性も研究者が警告(4/15付産経新聞)
産経新聞2016年4月17日「西日本への拡大はあるのか 震源、熊本から大分へ」
NHN NEWS WEB(2016年4月17日) 専門家「断層帯延長部では別の地震誘発も想定を」
熊本地震は「南海トラフ地震」の前兆かもしれない!専門家が警告/2020年東京五輪までに東南海地震が(gooブログ/みんなが知るべき情報 2016年4月19日)
Ⅰ 過去の歴史に学ぶ
今回の震源地付近は、西日本を東西に横断する中央構造線の一部に属しています。
実は今から約400年前に連動した地震が数日内に起こっています。それは1596年9月に発生した文禄大地震【豊後国(大分県の一部)→伊予地震(愛媛県の一部)→伏見地震】で、豊臣秀吉が建てた伏見城が倒壊した記録が残っています。
大地震・予言・前兆.com
また、その9年後に遠く江戸で起こった大地震の震源域が東南海地震だったという見解をもつ考えを持つ説もあります。
熊本地震の影響による次の大地震の可能性を慶長伏見地震から考察(NAVERまとめ)
研究者のなかには、400年前に四国以西の溜まったエネルギーが解放されたので、中央構造線の熊本県と大分県一帯で地震が続くのではないかと慎重に対応する意見もあります。
日本はプレート境界型地震と断層地震による大きな地震が過去に何度も起きています。あらゆる可能性を考え、地震に備えておくことが必要だと思います。
今回の断層での発生確率は1%未満の地点でした。
「活断層、日本に2千以上 どこでも大地震が起こるおそれ」朝日新聞デジタル(2016年4月17日)
仙台市内にも総延長約20㎞の北東-南西方向に延びる「長町・利府構造線」が存在しています。この断層も1,000年以内に起きる可能性は約1%です。この断層を境に西側の斜面が隆起しする縦ずれ断層であることがわかっています。なお、5年前の東日本大震災でこの断層の付近を通る一帯では揺れが伝わりやすく、断層付近を通る学校の校舎が損壊したことは、関連性があるかもしれません。
Ⅱ 地形・地質を知る
自分の住んでいる地域の地形や地質をご存知でしょうか?
高度経済成長で大規模な開発が進む前の地形図をみるとわかりますが、なかなか調べることはしない方がほとんどだと思います。しかし自治体によっては、ハザードマップで活断層の位置や、水害や予測される各種の災害を知ることができます。
仙台市の防災・災害対策(仙台市ホームページ)
仙台市宅地造成等履歴マップ
区ごとに旧地形と、盛土・切土の状況がわかる地図が作成されている。
仙台市ホームページ 長町・利府断層によるハザードマップ
活断層の位置と、揺れやすさや被害の予測など
阪神淡路大震災の建築物の被災データと地形学や地質学などで得られた旧地形を重ねてみると、旧河川だった一帯が地盤沈下して
地質、被害が起きる災害がある程度予想できるものも多くあります。
都市化が進み、○○何丁目というのが増えて、住居表示から字名が消えてしまっていますが、昔から使われていた字名は、歴史的なものであるとともに、地形や地質を表すものであることが実は多く知られています。
参考になるものを2つほど載せましたので、ぜひご覧になってください。
『地名に隠されたメッセージ』政府広報・内閣府
地名と災害