2009年の9月に応募したフェリシモ文学賞。
入賞していたら今月中旬ころまでに連絡が来るそうで、そろそろそんな時期です。
可能性は低いんだろうけど、自分にできることをきちんと発信した第一弾?みたいな感じなので、何かにひっかかってないかなぁと時々思います。
応募した賞はこんな感じです。
http://www.felissimo.co.jp/bungaku/
実はかなりのロングセラーなんですね…ぼくは知らなかったんですが。
どれくらい知らなかったかというと、前に同じ本を購入したことを忘れていたくらい知らなかった(汗)
昨年2009年には映画にもなっていたらしく…それも知らなかった。
何ともいえない間が印象的な1冊です。
「タブラさん」というぼくには馴染み深く感じられる人も出てきます。
何故そう感じられるかとかはすぐ分かっちゃうかもしれないですが。
「もし、電車に乗り遅れて、ひとり駅に取り残されたとしても、まぁ、あわてるなと。黙って待っていれば、次の電車の一番乗りになれるからって」
このフレーズがすごく印象的なフレーズ。
読んだ本についてとにかく内容を理解して、様々なことを記憶できる人っていうのもそう少なくはないんだろうけど、ぼくにはそれは到底できないことだったりするので、本を1冊読むことで、ひとことでも強く印象に残る部分が記憶に留まるっていうのは、何か満たされた感じになります。
人間は新しいことを記憶するために忘却する生き物というけれど、無意識ながら、このフレーズを永く覚えていることができればいいなと。
映画も興味があるので、DVDでも発売されたら、購入してみようかと。
どなたか発売情報を見つけたら、教えてくださいね。
