真っ白な壁
小さめの白いテーブル
両サイドに2人掛けくらいのソファー

私と長男は腰をかけるよう言われた
貫禄のある警官は目の前に座った。

「この度は…お力になれず、大変申し訳ございませんでした。弟さんですが、●●町のICの梺の山で車を発見し、辺りを捜索すると遺体という形で発見されました。」

呼吸が出来なかった。
(え…今なんていう日本語ゆったの?)

ちゃんと聞こえてるのに聴き返しそうになった。

手が震えて汗が出てきた。
隣で長男も同じようだった…。

何も言葉が見つからずいると

「見つけてくださりありがとうございました…」

隣で長男が涙をこらえ言った。

その瞬間、私も泣き崩れた。

警官も泣いていた。

「あなた方は、とても仲の良い姉弟だったのですね。部下から報告を受け経緯を聴き、担当した安全課の部下を叱っておきました。とてつもない無礼な扱いをし、本当に申し訳御座いませんでした。」と頭を下げられた。

当然のこと…この後に待ち受けるのは確認。

ほぼほぼ弟で間違いないのだが、確認は必要

状態レベルが最高だったらしく、実物ではなく写真にての確認です…と言われたが

ちゃんと最期の姿を見るべきと2人で話合い
無理を言って実物確認にしてもらった。

警察には何度も大丈夫か?と心配されたが

ちゃんと見ておかないと…と思って
もしかしたら違うかもしれないじゃん!って
こんな状況ですら、受け入れる事が不可能だった。

準備をしますと言われ、その小さな個室で
無言の時間が流れた。

目の前に並べなれている袋に入った弟の所持品を
ずっと眺めながら座っていた