「 生きる命 」
本を買った
気鋭の写真家と小説家が作り上げた代物
美しく成り立った
ビジュアルと言葉のコラボレーション
被写体は地球、、その上に住まう、ありのままの自然
そして、文章はこうである
命を大別すると、2種類になる
〈生きる命〉と〈生きている命〉
〈生きる命〉と〈生きている命〉
勝手に抜粋すると
〈生きる命〉とは自身に具わる能力のありったけを駆使し
その力を存分に発揮しながら、ありとあらゆる敵や、ありとあらゆる悪条件と闘いながら
限りあるその生涯を精いっぱい送ろうとしている生き物がしっかりと抱かえ
まばゆいほどに輝いている命のことで
これは野生動物や大自然の真っただ中に身を置いて原始的な生活を送っている未開の人間たちの間にも見られる。
〈生きている命〉とは、生の基本であるところの食べ物やねぐらや安全や健康が
自身以外の力によって確保され、保証されて、さほどの緊張を強いられることなく
五感はおろか第六感まで働かさなければ、たちまち死を差し招いてしまうほどの状況下に置かれていないせいで
〈生きる命〉ならば確実に致命傷に至るような肉体的欠陥もさほど苦にならず
不完全な様相(ようそう)を呈(てい)した外面であっても、その外面を象徴してやまぬ、すっかり弛緩してしまった怠惰な内面であっても
ともあれ無事に明日を迎えることができ、これは動物園の動物や、ペットとして飼育されている動物のあいだに多く見られ、そして文明人の大部分に見られる。
最初の14ぺージから抜粋した。
