B10-54 コンダクター 【神永 学】 | 深緑の森と風と♪

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「虹色の図書室」というタイトルで、数年前まで、小説や映画のことを中心に載せていましたが、このたびリニューアル!
 感じたこと、伝えたいことを、小説や映画に限らず書いていきたいと思います♪ よろしくお願いします *^^*

“おもしろいよ!”っとお薦めいただいて読んでみた作品。
「心霊探偵八雲」シリーズは知っていましたが、神永さんを
読むのは初めて!
神永さんは、一度、読んでみたいと思っていました。

コンダクター (角川文庫)/神永 学
¥660
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☆ あらすじ ☆

朽木奈緒美は、毎晩のように訪れる悪夢に苦しんでいた。

黒いパーカーを着て、頭にすっぽりフードを男。
男が黒い布に包まれ、胸の前で大事そうに抱えていた黒い布を
取り去ると、その人物が手にしていたのは人間の頭蓋骨だった-

一方、あるアパートで、白骨化した首なしの死体が発見される。
それに時を同じくするように集まった奈緒美の同級生たち。
それは偶然なのか・・・。

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おもしろかったです ^^ 
一般的に、オーケストラなどの“指揮者”を指して使われる
“コンダクター”という言葉ですが、読み終わった後、この言葉に
込められた意味に納得したりして。
若干、展開が読めてしったところもありましたが、工夫された
作品だなぁっと思いました。

ただ、主人公が奈緒美かと思うのですが、視点が奈緒美だけで
はなくて、他の主たる登場人物たちからの視点のが印象が強くて、
いま一つ、奈緒美に感情移入がしずらかったです。
なので、感情移入するとしたら奈緒美しかいないのに、それが
できずに、物語に完全にのめり込むことができずに読み終えて
しまった感じ。

また、ネタバレになるので書けませんが、奈緒美の夢のことの

説明とかちょっと都合が良過ぎるかなって感じるところもありました。

そういう意味で、私的には、“まあまあ”おもしろかった作品ですネ。