皆さんのブログを拝見していると、石持ワールドの魅力がよく語られて
いますし、実際、本屋さんでも、タイトルに惹かれて石持作品は何度も
手にとっていたのですが、「やっと読んだ!」というところです。
他の石持作品を読んだことがないので、ファンから見るとこの作品が
評価が高いのか、「いや~、もっと魅力的な作品が他にあるよ」という
感じなのか分かりませんが、私的には満足した作品です。
(以前、「ラストを読んでいて降りる駅を乗り過ごした」と記事に書いた
ことがありますが、実はこの作品です。 ^^; )
- ガーディアン (光文社文庫)/石持 浅海
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☆ あらすじ ☆
幼時に父を亡くした勅使河原冴。
父は亡くなる寸前、幼い冴に
お父さんは、死んだ後も、お前を護っているからね。
本当だよ。約束する。
ほら、指きりしよう―。
父の死後、冴は、ずっと不思議な力に護られていた。
冴が「ガーディアン」と呼ぶその力は、彼女の危険を回避するため
だけに発動する。
突発的な事故ならバリアーとして。悪意を持った攻撃にはより激しく。
そして、その力が発動するときは、右手小指がうずく・・・。
ある日、冴は社内プロジェクトで知り合った同僚との懇親会の帰り、
同僚が駅の階段から落ち死亡する。
警察は事故死と判断するが、冴は戦慄する。
なぜなら、そのとき冴は、ガーディアンが発動するときの小指の
うずきを感じていたから・・・。
同僚の死は、冴に抱いた殺意に対するガーディアンの力なのか?
会って2週間足らずの同僚から冴は殺意を抱かれたのか?
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
2章構成の物語。上は、第1章の「勅使河原冴の章」のあらすじ。
第2章と違って、ミステリーの要素も含んだ第1章の方が好きです。
同僚の死はガーディアンの発動によるものなのか?
そうだとすると、なぜ、同僚は冴に殺意を持ったのか?
同僚の死の謎の理由が知りたくて、そして、「ガーディアン」という
存在を知った人たちの微妙な心理と冴自身の心の葛藤に、
ググっと惹き込まれました。
そんな感じだったので、降りる駅を乗り過ごすぐらい、電車の中で
物語の世界に入ってしまいました。
こんなことなかったので、信じられないくらいデス ∑ヾ( ̄0 ̄;ノオオ
じゃあ、第2章がおもしろくないかというと、そうではありません。
第2章は第2章で違った魅力が。
(解説に納得。第2章の魅力は、解説でネ)
でも、やっぱ、第2章の魅力は、読んで感じて見てみてネ!
同じ「ガーディアン」の話なのに、ちょっと趣(おもむき)が違い
ますヨ☆