先入観かもしれないけど警察小説が苦手で、読んでみたかったけど
躊躇(ちゅうちょ)してしまって・・・。
そんな誉田さんが描いた青春小説。
なので、まったく躊躇することなく手に取りました。
もちろん、北乃きいさんと成海璃子さんの主演で映画化されるとなれば
さらに文句なしです☆
ちなみに、映画を観てから読もうと思っていたのですが、我慢できずに
先に読んでしまいました ^^;
- 武士道シックスティーン (文春文庫)/誉田 哲也
- ¥660
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☆ あらすじ ☆
愛読書は宮本武蔵の「五輪書」。
昼休みは五輪書を読みながら握り飯。握り飯が終わると鉄アレイに
代えて、常に心と身体の鍛錬を欠かない。
勝負にこだわり、兵法の道を歩む剣道少女・磯山香織。
そんな磯山が、全中準優勝にも満足できず出場した地元の小さな大会。
自分でも難なく優勝すると信じて疑わなかった磯山の前に現れたのが
無名の選手・甲本。
磯山は決して油断したわけでもないのに、真正面からど真ん中にメンを
決められてしまう。
なぜ負けたのか、あのメンはなんだったのか?
その理由を知るために、磯山は多くの推薦を蹴って、甲本のいる
東松女子高校を選ぶ。
そんな磯山の前に現れたのが、勝負に固執しない西荻早苗。
しかし、西荻の構えは甲本のものに他ならなかった・・・。
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勝負に固執し、ゴチゴチ・ガチガチに剣道一直線な磯山。
一方、磯山から不条理な仕打ちを受けても前向きに考える、勝負には
まったくこだわらない西荻。
この物語の一番の魅力は、定番かもしれないけど、そんな正反対の
二人が剣道を通してお互いに絆を深めていくところ。
磯山が西荻との出会いによって悩みもがき、乗り越えていく姿や、
西荻が磯山を通して自分に必要なことを見つけていく姿といった
ストーリー展開に惹きつけられました。
また、そのとき二人がそれぞれ何を思っていたかが交互に描かれて
いるところもいいですネ。
そんな、一見、正反対の二人がたどり着いた先は・・・。
とてもさわやかで、冒頭から魅了された作品でした。
続編の「武士道セブンティーン」や「武士道エイティーン」はどうなって
いくんだろう。早く読みたいな☆