北森鴻が最高! 『凶笑面』 | 深緑の森と風と♪

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「虹色の図書室」というタイトルで、数年前まで、小説や映画のことを中心に載せていましたが、このたびリニューアル!
 感じたこと、伝えたいことを、小説や映画に限らず書いていきたいと思います♪ よろしくお願いします *^^*

今、イチオシ!

っということで、3日連続で「北森鴻」作品のご紹介 ^^


ちょっと怖い題名と表紙のイラストですが、内容はおもしろいですよ。

「蓮丈那智シリーズ」の第1作 『凶笑面』 です。




凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉 (新潮文庫)/北森 鴻
¥540
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蓮丈那智シリーズは、東敬大学助教授の蓮丈那智と、その

助手の内藤三國が「民俗学」のフィールドワーク(調査)を

通して遭遇するミステリー(連作短編作品)。


「美貌」と「才能」という、天がニ物を与えてしまったという異端の

学者・蓮丈那智。

鋭い観察眼と思考力、冷徹とも思わせる言動を持つ彼女が

「民俗学的な謎」と「事件の謎」をクールに解き明かしていきます。


民俗学というと、なじみが薄くて、なんとなくとっつきにくそうな

イメージがあるかもしれませんが、日本書紀や日本各地に伝わる

伝承や伝説の裏側にある隠された史実が興味深く、この作品の

魅力!


このシリーズは、香菜里屋シリーズや冬狐堂シリーズよりは

若干、地味な印象を受けますが、とてもおもしろくて、魅力的な

シリーズです。


北森鴻さんの作品は読みやすいし、他の作家さんとは違った

深い味わいがあって、どの作品もとてもお薦めですよ!