さてさて、昨日のおさらいから!
そう!小学校の図書館にあった
「少年少女世界SF文学全集」シリーズが人気があって、
借りるのに、すご~く苦労したこと。
そして、想い出に残っている作品の一つ、
「怪奇植物トリフィドの侵略」
の文庫が、今年の4月ころ復刊されてうれしかったこと
まで書きました。
それが ↓ この作品「トリフィド時代」です
- トリフィド時代―食人植物の恐怖 (創元SF文庫)/ジョン・ウィンダム
- ¥987
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この作品、記憶にあったストーリーは
ある夜、流星を見た全世界の人々が視力を失ってしまうこと。
動き回ることのできる緑の植物が人を襲うこと。
くらい・・・(^^;)
でも、ラストが衝撃的だったことは、しっかり記憶に残ってます!
☆ あらすじ ☆
地球が緑色の大流星群の中を通過し、その美しさに
世界中の人々は歓喜した。
その大流星群をたまたま見ることができなかったビルは、
静けさの中、異様な朝を迎える。
流星を見た者は、一夜にして一人残らず視力を失い、
ビルの住む世界は、生きる術さえない世界に変って
しまっていた・・・。
流星を見なかったわずかな人々は、生きるため、そして、
少しでも文明を守ろうと少しづつ集まる。
そんな中、植物油採取のために栽培されていた
「トリフィド」という三本足の動く植物が人類を襲い始める!
この「トリフィド時代」は、受けた衝撃が非常に残っている
作品ながら、幸か不幸かラストを覚えていなかったため、
読み始めると、先が気になって気になって、ぐいぐいと
惹き込まれました。
この物語は、実は、記憶と違って意外だったのですが、
トリフィドとの戦いのようなものがほとんど描かれてなくて、
どちらかというと、追い詰められた環境の中で、
自分や愛する人を守りつつ、生き抜こうとする主人公の
姿が描かれています。
そういうところが奥深くて、また、共感しやすくて、読者を
ぐいぐいと惹き込む最大の魅力なのかもしれませんネ。
こういうロマンのある小説って、最近ないなぁ。
復刻版なので訳も昔のままのようですが、決して古臭くなく
違和感なく読めました。
本当に魅力的な作品。
つくづく「昔懐かしの古典SF!あなどるべからず」と思います。