犬歯の生えない子どもたち?! | じゅん矯正歯科クリニックの「芸能人じゃなくても歯は命!!!」

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じゅん矯正歯科クリニックのじゅんじゅんです。

梅雨らしい湿度の高い日が続きますね。
お出かけの皆様、折りたたみ傘を忘れずに♪

さて、ちょっと前のことですが、4月27日付毎日新聞朝刊で、
犬歯が生えにくい子どもが増加しているとの記事が紹介されました。



上あごの犬歯(糸切り歯)が生えるのは10~12歳頃ですが、
最近の子どもたちの多くは大きな歯のわりに顔の幅が狭く、
犬歯の生えるスペースが足りなくなっているのです。

さらにはその生えない犬歯が悪さをすることも…

現代人は食生活の変化などにともないあごが小さい割に
歯が大きい傾向にあります。
上あごの犬歯は他の歯が生えそろった後に生えてこようとするため、
スペースが十分にないと、
八重歯になったり、生えてこなかったりする異常が生じます。
生えてこない犬歯は骨の中で埋まったまま傾いて、
隣の歯の根っこを溶かしてしまうこともあるのです!!!

犬歯の傾きの程度や位置は
エックス線写真や触診で確認することができるので、
早めの矯正歯科治療で隣の歯の根っこへの影響を軽減することができます。

また将来のリスクを見抜くためには小学校低学年ごろに
口の中全体が写るパノラマエックス線写真を撮ることが有効です。

もし気になったら、歯医者さんに早めのご相談を!