楢葉町、Jビレッジからの「撤退要求」について
福島第一原子力発電所の事故収束作業の拠点となっているJビレッジに関する新聞記事が掲載されていた。
私も出勤の際は必ず利用するため、他人事とは思えなかった。
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◇福島民報:楢葉町 収束作業拠点移転求める 「帰還や復興の足かせに」
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Jビレッジ (広野町、楢葉町)。一日で約3,000人の作業員とそれに関連する車が出入りする建物が町の入り口にあるのだから、この楢葉町の要望は、致し方ない。
しかし、このJビレッジの代わりとなる場所もないというのも現実。
11面のピッチは駐車場、除染場、復旧作業の部材置き場などにフル稼働している。
講堂やミーティングルームなどの多種多様なスペースは作業事務や打合せに欠かせない。
東京電力から福島県に“寄贈”されたこの施設の“後継者”は、なかなか見つからないと私は思う。
楢葉町の要望に応えるためには、発想の転換が必要なのではないか。
もともとこれだけの施設を復旧作業で使う事ができたのを奇蹟とし、復旧作業に関わる業務の効率化を図り、規模を縮小し拠点を分散させる、と考え方を改めるべきだと思う。
そして一日でも早くJビレッジを“解放”し、双葉郡の南玄関口の広野町・楢葉町の復興のシンボルとして再オープンさせて欲しいと願う。
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以上
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*記事
◆(前掲)福島民報:楢葉町 収束作業拠点移転求める 「帰還や復興の足かせに」2012年1月22日)
東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の見直しを前に楢葉町は21日までに政府に対し、同町のJヴィレッジの事故収束の作業拠点を福島第二原発など町北部に移転するよう求めた。Jヴィレッジは町の南側の玄関口に位置しており、町は「住民の帰還や町の復興の足かせになる」と訴える。...(以下、省略)
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*追記(2012年1月28日)
◆福島民報:【原発と福島】Jヴィレッジ建設申し出 増設の調査と同時に(2012年1月28日)
楢葉、広野両町にまたがるサッカー施設・Jヴィレッジは、東京電力福島第一原発事故以降、原発復旧作業の前線基地に変わった。...(以下、省略)
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*追記(2012年10月31日)
◆福島民報: 「Jビレッジ“復活”へ 取締役会で計画案承認(2013年10月31日)
...“本来の役割であるサッカーのトレーニングセンターとして復活させることを目標とした復興計画案を承認”。
