結婚して25年。
私はこの大半、大きな勘違いをしてきてしまった。
「私は正しいことをしている」
「私は正当なことを言っている」と。
家事をきっちりやる私。
子育て本をしっかり読んで、それに沿った子育てをする良い母。
既製品のおかずではなく、毎回手作りする私。
無駄遣いはせず、どこへ行くにもおにぎり持参。
夫に尊敬してもらいたい。
義理の母に認めてもらいたい。
そんな小さな思いから、頑張ってきた私。
でも、楽しく頑張れたのは最初の数年だけ。
後半は、仕事しながらの家事、理想と現実のギャップで子育ては過酷でした。
今考えると、何もしてない様に見える夫に対しイライラし、これ見よがしに疲れた態度をかざし、険悪なムードがいつも漂っていました。
気が付くと旦那を、パートナーではなく「敵」に回してしまっていた。
ああいえば、こう言ってぎゃふんと言わせよう!
私がどれだけ大変かを知らしめ、罪悪感を持たせてやろう。
そんなことさえ考えていました。
でも、実際には状況は悪くなる一方。
子供の前であろうとも喧嘩は絶えず、夫の飲酒も増え、金銭面でも借金は増え、本当に不健康な家庭となってしまっていた。
今、その頃の私に伝えるなら、「考えまとめなくていいから、今辛いことをそのまま伝えて。夫も、力になりたいって思っているから。私にはただ笑顔でいて欲しいと考えてるよ」って。
なぜ、そんなにきちんとやらないと!って自分を固めてしまっていたのか。
その囲いがまさに自分を苦しめていたなんて。
その思い込みに苦しんでいることさえも当時は全く気が付かなかった。
きちんとした…が全ての始まりだったように思う。
本当に悪魔の様な思い込みです。
そんな今では、周りの目や常識よりも、 ''本当の自分の心'' と向き合い、どんな時も自分を大切に扱うようにしています。
目の前の事に感動し、小さな幸せに気づく日は最高。
夫といえば、お酒を辞め(←当時では絶対あり得なかった)、そして何とお金の勉強をしています。
自分の意識が変われば、周りも変わるとは、本当の事みたいです。