やり残したことがある。
コロナ禍になり
普通が普通でなくなり
常識が非常識になり
日常が変わっていった。
生きがいだったものも
不要不急と呼ばれ
自分の在り方を考えた。
そんな中でも
出来ることをやってきた。
1月には
外組で、無観客配信公演を行った。
配信公演と言えど、舞台人として
ライブ感に拘りたく
一回限りの生配信公演にした。
スタッフ、出演者とともに挑んだ
一発勝負の
ヒリヒリとした緊張感は今でも忘れない。
6月には
感染リスクを最小限に抑えようと
稽古なし
出演者が出会うのは、舞台上のみ
1対1のインプロ配信公演。
即興芝居の恐怖に1ヶ月間震えていたが
芝居と向き合い、初心を思い出す
とても濃密な時間を過ごした。
そして
ひと夏を掛けて、みんなで創りあげた
舞台『石川五右衛門』
残念ながら本番は迎えられなかったが
芝居に対する想い
舞台に対する想いを
改めて考え、感じさせてもらった
貴重な時間だった。
そして今は
仲間たちとともに
手探りで映像作品を撮っている。
こんな時期でも
芝居をする場所を与えてもらい
ともに戦う仲間がいることに
本当に感謝したい。
貴重な経験をいっぱいさせてもらった
2021年だが
ひとつ、やり残したことがある
と思ってしまう。
お客様の前に立つ。
12月
やり残したことを取り返すために
舞台に立ちます!
ハネオロシpresents
『春征くキネマ、桜舞う』
2021年12月17日〜19日
シアターグリーンBIG TREE THEATER
激動の2021年
やはり舞台で締め括ろうと思いますっ
皆様、応援のほど
よろしくお願い致します!
まだまだここから
ぼくらの挑戦は続きます。