BOWの庄田侑右との出会いは

10年前になる。


レッドフェイスという劇団の

大阪公演での共演だった。


共演と言っても

ほとんど絡みはなく

三上は、強行スケジュールの中で

参加したので、稽古場でも

ほとんど顔を合わせることも

なかったように思う。


外組公演を終え、次の日に大阪入り

3日後に本番みたいな

信じられないスケジュールだったと思う。


作品も幕末の話で3時間近くあり

稽古に参加できないことを考えて

はじめはもちろん断ったが


幕末もので、みんな志し半ばで

命を落としてしまうので

そこまで出番は多くないから!


との話だったので

不安はあったが、参加を決めた。


三上がもらった役は


伊藤俊輔


のちの、伊藤博文役だった。


え〜と、生き残るよね💦


不安と恐怖しかない大阪入り。


深夜バスに乗るために

渋谷駅に到着すると

すでにバス待ちの行列ができていた。


行列の中から


「お疲れ様ですっ!」


大きな声が聞こえる。


まさか、自分に向けられた言葉とは

思わなかったのでシカトしていると


「兄さん、こっちっス!」


さらに大きな声を出すので

見てみると

銀色のスーツ姿の、庄田侑右だった。


慌てて駆け寄り


恥ずかしいから、大きな声を出さないで〜

ていうか、なんなん?そのスーツ⁇


と、聞くと


「これ、ワシの特攻服なんで」


と意味不明な事を言っていたのを

今でもハッキリ覚えている。


あれから、10年

外組公演にも2度出演してもらい

そして、今回の共演。


10年間、ともに役者として

切磋琢磨してやってきた全てを

『石川五右衛門』にブツけます!



2014外組公演

狂喜乱舞より








本番まで、あと10日

皆様、お見逃しなく!!


BOW 7th

『石川五右衛門』


2021年9月

16(木) 18:00~

17(金) 12:00~ 18:00~

18(土) 12:00~ 18:00~

19(日) 12:00~ 18:00~

20(月) 13:00~


@両国・シアターX


【チケット予約フォーム】

https://ticket.corich.jp/apply/112618/003/


10年間の想いを胸に

ぼくらの挑戦は続きます。