昔、お笑いを齧っていた時期がある。
三上は、3人トリオで
主にツッコミを担当していた。
ネタを書き
毎週の路上ライブ。
やり方なんて分からないので
見様見真似で、回数を重ねて
それなりに鍛えられていった。
ツッコミは、簡単に言うと
ボケの間違いを正す役だと思う。
ボケを否定する。
ボケを瞬時にツッコむので
頭の回転も必要だった。
はじめは、ヒドイもんだったが
やっていくうちにテンポを掴み
頭の回転も、早くなっていった。
今でも、頭の回転は早いほうだと思う。
それは良いのだが
イイのか悪いのか
ツッコミ思考的なものが残っていることに
最近、気がついた。
ボケを正す脳が、いまだに働いているのか
瞬時に切り返す言葉は
だいたい否定語になってしまう。
何やってんだよー
それ違うだろ
なにそれ⁇
やめろ!
極めれば、もちろん違うのだろうが
中途半端にお笑いを齧った弊害を
今、感じている。
否定語で、物事を考える
否定語を発する。
否定からは、何も生まれない
自分に対しても
相手に対しても。
発する前に、もう一度考える癖をつけようと
思った、そんな朝です。
否定語を肯定語に変え
ぼくらの挑戦は続きます。