昔は、近所付き合いが

当たり前にあった。


どこかに行ったから、これお土産!


夕飯作り過ぎたから、お裾分け


みたいなことが頻繁にあった。


三上が田舎育ちということも

あるのだと思うが

よく、そんな光景を目にしていた。


最近では

隣近所の人の顔も知らないなんて

当たり前にあるし

別に不思議とも思わない。


そんな暮らしに慣れていると


これお土産!


とか、頂くとプレッシャーに

感じてしまうことがある。


そんな、気を使わないでよ〜


と、言いつつも


こちらも何かお返ししなきゃじゃん


とか、自分の都合を考えてしまう。


必要としていないものを貰っても

困るんだよね〜


受け取る相手のことを考えていないよね〜


とても合理的な考えだし

間違っていないと思う。


なんだったら、それが正解だとも思う。


でも、なんだろう?

なんか体温を感じない。


礼には礼を


昔は、そこになんの疑問もなく 


当たり前だから


と繰り返されてきたのだと思う。



考えてみれば

非合理的で、無駄なことなのかもしれないが

そこから、人を想う習慣が生まれるのだと思う。


人のために、何かすると

いずれ自分に返ってくる。


礼には礼を。


古き良き日本を、ふと思った

そんな朝です。


風習、習慣から学びながら

ぼくらの挑戦は続きます。