三上が芝居を創るとき
もっとも大切にしていることは

熱だ。

その芝居に対して
どれくらいの熱量、情熱を持てるのかで
全てが決まると思っている。

若い頃は、先輩に

もっと声だせ!
もっと大きく動けっ

役者は
汗かいて唾とばして、なんぼだ!

と、よく言われていた。

熱を持ち、熱を伝えるには動作から

という意味なんだと思う。

ベテランになれば
大きな声を出さずとも
大きな動きをせずとも
熱を伝えられるようになる。

それは、決して動いていない訳ではなく
動作と同じくらいに
感情を動かしているからだ。

熱を持つには、動きから

熱を持ち続けるには、動き続けることが
大切なのだと思う。

熱を持ってはじめたことも
次第に冷めていくことがある。

熱があるからやるのではなく
やるからこそ
熱が持てるのだと思う。

何事も、行動することで熱が生まれ
行動し続けることで、熱が伝わる。

熱が熱を呼び
いずれ光り輝くその日まで
行動し続けようと思った、そんな朝です。

情熱を生み出しながら
ぼくらの挑戦は続きます。