昨夜、布団の中で揺れを感じていた。
大きな揺れを感じながらも
飛び起きることもなく
なぜか
小学校の頃の、避難訓練を思い出していた。防災頭巾を被り、みんなで列をつくり
先生の指示に従い、校庭まで避難する。
小学生の三上は
そんな避難訓練を滑稽に思っていた。
先生たちの
「慌てずに、落ち着いて避難して!」
の声に
慌ててないし
落ち着くどころが冷静ですけど〜
何、これ⁇
と、思っていた。
実際に、その後の学生時代で
避難したこともないし
避難訓練は集団行動のひとつくらいに
思っていた。
人は
そんなことは、絶対起きない。
もし起きても
自分だけは、大丈夫!
と思って生きている。
異常な事態が目の前で起こっても
日常、正常の範囲内と思うことで
心を平静に保とうとする。
心が過剰に反応して、疲弊しないための
脳の防御システム
正常性バイアス。
三上、正常性バイアス高過ぎじゃねぇ⁇
と、思いながら揺れを感じていた。
防御力が高いってのも考えものだ。
正常性バイアスに打ち勝つには
日常からの習慣化しかない。
そのために、訓練が必要だと
いうことなのだろう。
人間っていうのは
本当に変化を好まない。
災害大国、日本
いつだって油断ができない状況。
日頃から備え、助け合いができる
人間関係を大切に築いていこうと
しみじみ思った、そんな朝です。
皆様の無事をお祈り致します。
備えあれば憂なし
先人たちの言葉を思い出しながら
ぼくらの挑戦は続きます。