昨日の劇中映像の撮影。
まだ稽古も進んでおらず
キャラクターが定まっていないのでは⁇
と、不安を抱えていた。
撮影の手順を確認している間に
出演者には衣装に着替えてもらう。
リハーサルスタート
抱えていた不安は…
一気に吹き飛んだ。
さすがのベテラン勢
衣装に着替えた瞬間に役になりきっていた。
芝居の現場では、よくあることなのだが
本番直前になり、衣装を着け
メイクをして稽古をすると
今まで開かなかった引き出しが
開くことがある。
外見的要素に引っ張られるのだ。
思っていたことが
外見を変えることで、表に出せるようになる。
経験の浅い役者には効果的面である。
三上も、若手時代は
よくお世話になっていた。
不思議なもんだな〜
と、以前は思っていたが
これには、心理学でいうところの
ハロー効果やピグマリオン効果
の影響があるらしいと最近知った。
真新しいスーツを着ると
自然に背筋が伸び、人にも好印象に写る。
人は、人の事を外見で判断しているが
自分自身の事も外見で判断している
部分が多いのではないかと思う。
内面を変えるのは難しい
なら、外見からアプローチする。
芝居だけではなく
日常でも有効だと思う。
ちゃんとした大人になりたいので
今日はジャケットを着て出かけよう
と思った、そんな朝です。
内からも外からも考えながら
ぼくらの挑戦は続きます。