三上は

役者は生き様だ

と、よく言っている。

生き方という意味でも使うが
役を演じた時に、生きてきた様が芝居に出る
という意味でも使っている。

台本をもらって、その時だけ
演じようとしても
どうしても、その人間が透けて見える。

その場だけでは
そうやって生きている人には
到底敵わない。

人は、日常
どう生きているかで決まってくると思う。

特別な場所、特別な場面だけ
取り繕うとしても、上手くはいかない。

日常、普段から意識して
その時に備える。

やっぱりこれも積み重ねだと思う。

日常は、そうそう変化はしない
何気ない事、何気ないやり取りを繰り返し

いずれ来るであろう
その時に備える為に
コツコツやっていくしかない。

物事も人間関係も
何気ないやり取りの日常の土台の上にある。

上ではなく
土台作りに目を向けようと思った
そんな朝です。

上よりも足元に目を向けながら
ぼくらの挑戦は続きます。