芝居の稽古をしていると
演出家が言っていることが
昨日と違うじゃねぇかー!
ということが、よくある。
そして、言われた通りにやると
上手くいき
はじめっから、そう言ってくれよ〜
となる。
昔は、ただそう思っていただけだが
演出をしてみると
なぜそういうことが起こるのかが
よく分かる。
演出家が違うことを言うのは
イメージが伝わっていないと感じるからだ。
イメージ
同じ言葉でも、受けとる人によって
イメージするものは様々だ。
この人に、この言葉を投げると
こうイメージして、こうなるのか。
ならば、この言葉を投げたら
どうなるだろ?
演出家は
違うことを言っているわけではなく
イメージを伝えるために
違うアプローチをしている。
これは日常でも、よくある。
イメージを伝えるのは
それくらい難しいことなんだと思う。
打ち合わせを頻繁に行っている。
やりたいこと
その為に、どうするのか
話してもなかなか進まない時は
イメージが伝わっていない
ということなんだと思う。
イメージは
そもそも伝わらないものだと思い
そのために、より言葉を選び
回数を重ねて話す必要があるのだな〜
と思った、そんな朝です。
言葉を学び、言葉を選びながら
ぼくらの挑戦は続きます。