今まで芝居をやらない期間は
なんだか不安になったり
なんだかイライラしたり
あまり精神状態が良くなかった。
稽古に入ると、不安やイライラは
不思議となくなっていった。
やっぱ、好きな芝居をやっていないと
ダメなんだな〜
と、思っていた。
今年も、もう8月
まだ舞台に立っていない。
こんなに長い期間
舞台に立たないのは、はじめてだ。
そんな三上の今の精神状態はというと
非常に前向きです。
先の見えない状態ではあるが
それほど不安もなく
前によく感じていたイライラもない。
自分でも驚くくらい
前向きです。
あら⁇
芝居やらなくても精神状態が
安定するようになったのかな⁇
歳を取ったし
ちっとは成長したんだな〜!
と、前までは済ましていたが
最近の三上はもう少し知りたいので
調べてみた。
なぜ、この現状なのに
不安がないのか?
人の脳には
感情を司る、大脳辺縁系と
理論や思考を司る、前頭前野がある。
不安や恐怖を感じると
感情を司る、大脳辺縁系が活発になる。
と同時に、理論と思考を司る前頭前野の
機能が抑制され、感情で動こうとする。
さらに
感情によってIQ(知能指数)は
変化する。
不安や恐怖を感じるとIQは下がる。
これはすべて脳科学で立証されていることだ。
コロナの影響で不安や恐怖が拡がり
SNSで誹謗中傷や汚い言葉が飛び交う理由も
ここにあるのだと思う。
これには抑制する方法もある。
ズバリ、動くこと!
運動・思考をすることによって
前頭前野が活発になると
大脳辺縁系の活動を抑制できる。
感情ではなく
理論的、思考的に動こうとする。
運動することは、人間の感情を
ポジティブにすることが解っている。
身体を動かせば不安はなくなる。
思考するのも運動と同じこと。
とりあえずやってみろ!
まず考えろ!
行動するしかない!
と、言っている人たちは
このことを感覚的に理解しているんだと思う。
長くなりましたが
ふとしたことで思考をはじめ
生活習慣を変えようと筋トレなんかを
たまたまはじめた三上は
この脳の仕組みにハマり
偶然にも前向きにいられたとさ。
仕組みを理解すると
人間の構造の問題なので
自分を責めることもなくなるのだと思う。
自分に優しい三上は
自分を責めないためにも
もっと勉強しようと心に誓ったのである。笑
前向きに
ぼくらの挑戦は続きます。