JAPAN OFF STAGE(日本小劇団連合会)
発足から1年が経つ。
まだまだ手探り状態ですが
現状でも感じるメリットについて
書きたいと思います。
まず、今の段階でも機能しているのは
キャスティングです。
小劇団のキャスティングは
横の繋がりが薄いため、同じ顔ぶれに
なりやすい傾向がある。
それはそれで劇団の色を構築するうえで
必要なことだが、この台本のこの役の
イメージにあった役者がほしいとなった時に
選択肢が少なくないのは問題だ。
J-OFFでは
それぞれのブレーンを持った者が
集まっているので
役者探し、スタッフ探しには困りません。
適材適所の人材を見つけられることは
作品のクオリティをあげることにも
繋がります。
人材を含む情報共有には
かなりのメリットがあることが分かりました。
次にシェアでのメリット。
シェア出来るものを話しあってる過程で
劇場のシェアという案が出ました。
J-OFFで劇場を長期借りし
劇場の長期割引きシステムを利用。
J-OFF参加団体で週替わりに公演する
という案です。
これについては、すでに動いており
劇場さんの理解と協力のもとに
実現できることが分かりました。
コロナの影響で
今年の企画公演は延期致しましたが
来年には実際にお見せできると思います。
シェアでの、新しい公演の形や
コロナ対策による客席半分という
制約を補う公演の形など
協力することで、様々な問題点を
改善、解決できることが分かってきました。
このように
仲間たちとともに
提案、実験・検証を繰り返し
小劇団の問題のひとつひとつ解決して
いきたいと思ってます。
コミュニティが大きくなれば
実現可能な事も増えていきます。
あなたの参加を待ちながら
今日も社会の片隅から発信しています。