小劇場・小劇団を未来に繋ぐ! 
と、勝手に決めて  

まずは、ビジネス脳を鍛えよう!  
と、勝手にはじめた勉強。 

気がつくと、二年の月日が経っていた。 

 「40歳過ぎると 時間が経つのが早いぞ〜」
 
昔から言われていたが、実際早いっ! 

知識ゼロの三上の勉強に終わりはない。 

このままでは、勉強しているうちに
終わってまうっ 

人は環境に応じて進化してきたことを 
学んだ三上は 

まず、行動して
ムリクリ環境を変え、あとから進化する! 

人の適応能力に賭けることにした。

見切り発車で、ゴー! 

である。 

まだまだ分からないことだらけだが 
なんとなく分かったフリをして 

コミュニティを創ることから 
はじめることにした。 

演劇界にも協会や協議会といった 
コミュニティはある。 
しかし、そのコミュニティに参加している 
小劇団は少ない。 

理由は、よく分からないが 
そこに参加する意義が広まってないの 
かなと思う。 

当の三上も、その意義を考えようと 
したことがない。 

たぶん、自劇団の公演でいっぱいいっぱい 
で余裕がないのも、ひとつの原因だ。

あと、大きな理由として 

劇団は、孤高の思想を持っている。 

ある種の信念と美学のもと 
他社と距離をおき、一人ですべて背負うことを 
好む習性がある。 

劇団は横の繋がりが薄い。
同じことをやっているのに不思議だったが 
たぶん、そういう理由だと思う。 

小劇団のコミュニティを創る! 

そう決めて、まわりの先輩たちに 
話してみた。 

 「いや、難しいよね〜」 
 「昔、考えたけどなかなかね〜」
 「まとまるのは無理だよ〜」

お⁇なかなか否定的。 

しかし 
 無理、前例がない、難しい、困難 
どれも三上の大好物だ。 

そんなこと言われたら 
ワクワクしかねぇ〜! 

ということで 

日本小劇団連合会、はじめま〜す。 

軽い宣言のもと 

ぼくらの挑戦がはじまった。