当時、東京で知ってる所が
新宿・渋谷・池袋
しかなかったので、とりあえず
池袋で一人暮らしを始めました

家賃二万円
四畳半
風呂なし共同便所

その名も

ゆかり荘、桐の間

民宿かっ!

お察しの通り、大家さんは
ゆかりおばぁちゃん

部屋にあるのは貰い物の
電源を切ると画面に七色の異次元空間への入口が現れるボロボロのテレビ1台

役者を目指すには最適なストイックな生活の始まりにワクワクしたのを覚えてます

まずはバイトを見つけよう!

アルバイト雑誌を開くと

「劇団 木馬座 出演者募集!」

とあるではないですか

勉強しながら稼げるとは
一石二鳥

すぐ応募!
そして初めてのオーディション
に見事合格(^^)v

もしかして才能あるんじゃない

と調子にノって初稽古!

木馬座は、ぬいぐるみ劇団
(ぬいぐるみを着て声優さんの
セリフに合わせて芝居する)
ということをそこで知る

生まれて初めてもらった役は

子ブタ

でした

つづく