久野 淳(くのじゅん)のブログ 歯科医師 栄養指導 栄養療法 オーソモレキュラー 糖質コントロール 食育 食の安全 栄養マニア 料理教室 -20ページ目

久野 淳(くのじゅん)のブログ 歯科医師 栄養指導 栄養療法 オーソモレキュラー 糖質コントロール 食育 食の安全 栄養マニア 料理教室

街の歯医者さんをしながら複数のコメディカルの学校で講師をしたり、一般の方向けのセミナー活動をしています。栄養療法を日々の臨床に取り入れ、自身もゆるい糖質制限をしながら食育、食の安全に取り組んでいます。



いつも私のブログを読んで頂きありがとうございます(*^▽^*)

最近では、青梅を漬けて梅酒を作ったり、梅干しを仕込んでいるご家庭が多くなっていると思います。

日本では、放射能の危険性などと言われますが、確かに放射能は1ベクレルでも危険なのかもしれません…実は世の中には危険な物質がいっぱいあって、身近な食材にも毒性のある物質が含まれています。

その1つが「梅酒」です。実は梅酒には発ガン性物質が含まれています。それは「エチル(エチレン)カーボネート」といいます。

(まあ、このお話は「梅酒は毒だから吞んじゃダメ!」ということではなくて、豆知識みたいな感じで読んで下さいね。)

ご存知かと思いますが、もともと梅のようなバラ科(サクラ属)の植物には毒があるといわれています。これらの植物の花や葉、未熟な果実や種子には青酸(シアン)配糖体が含まれていて未熟な種子などを摂取することにより、胃酸や腸内細菌が持つ酵素の作用により体内でシアンが生成する事がありますヒトがこれを食べた場合胃酸などにより有毒性を発揮する恐れがあり痙攣や呼吸困難さらには麻痺状態になって死亡することがあるといわれています

梅酒の青い実や梅干しの種の中身などは、アルコールや塩分、天日干しの熱により酵素が失活し、時間の経過とともに毒性は低下していくといわれていますが、はたして本当なのでしょうか?確かに梅干などは、アルコールではなく濃い塩分と天日干しによりシアンの毒性は人体に影響がないほど低下していくのかもしれません。しかし梅酒というのはアルコール(エチルアルコール)を用いることが問題なのです。

「梅酒」の生成過程で、梅の実の青酸(シアン)配糖体とエチルアルコールが反応して「エチルカーボネート」というものが生成されます。

エチル(エチレン)カーボネートは、発ガン性物質として知られていますが、他にも体内に入ったエチルカーボネート
は、エチルグリコールに代謝されて中枢神経抑制悪心アシドーシス腎不全呼吸停止および心血管虚脱などの作用が生じる可能性があるといわれています。また動物実験においては慢性曝露したときには腎臓および肝臓に障害が生じたという報告もあります(日本医薬品添加剤協会HP参照)

大切なことは、梅酒が完成したらすぐに中の梅は取り出すということです!完成した梅酒は、冷蔵庫などで日光が当たらない冷暗所に密封して保管しましょう。そうすれば発ガン性物質(エチルカーボネート)の生成を抑えることができます。そうでないと、梅酒の中でどんどんエチルカーボネートが生成されていくのです。

実はこのエチルカーボネートは、梅酒だけでなく日本酒にも含まれていて、アメリカやヨーロッパでは厳しい規制があるため、日本の企業は商品のエチルカーボネートの濃度を測って欧米の基準値以下であることを証明しないと輸出(出荷)できないのです。日本では昔からの伝統なのでしょうか(こういうところも日本の基準の甘さでしょうか)、何の規制もありません。しかも梅酒などは各家庭で毎年仕込まれ、様々な保存方法で作られ愛飲されているのです。


もちろん梅酒を漬けてまだ若い状態の梅の実を食べるということはオススメできません!梅が浸かっている限り、少しずつ梅酒自体に発ガン性物質は溶け出している訳であるので、その源である梅の実はやはり大量には食べない方が良いでしょう。梅が浸かったままで何十年も経っている梅酒の美味しさは素晴らしいものかもしれませんが、中のエチルカーボネート濃度を調べてみたら大変なことになっているかもしれません。

繰り返しますが、私は梅酒を否定しているわけではありません。アルコールが苦手な私でも梅酒は美味しいので時々飲みますし、これからも愛飲します。また自分で梅酒を作ったこともあります。梅酒の中のエチルカーボネートは微々たるもので、梅酒や日本酒をたくさん飲んでいる方にガンが多いという疫学調査の結果があるかどうか分かりません。私が言いたいのは、「梅酒」や「日本酒」はほんの一例であり、天然の食材や加工品にも毒性はあるということです。

化学的に合成したのものは全て「悪者」であり、天然由来のもだから「安全」という考え方ではいけないということを理解して頂きたいのです。あともう1つは、日本という国の安全に対する基準の甘さについて、早く気付いて頂きたいです。

もちろん農薬や食品をはじめとする添加物、保存料、遺伝子組換え作物(GMO)、他にも様々な化学物質等、危険なものを挙げていったら限りがないですが、それらの侵入を防ぐことはできません!

いちいち「これが毒だとか!」「これを食べると危ない!」だとか反応していたら、何も食べられなくなってしまうとおっしゃる方も多いでしょう。

例えば添加物や農薬など、国の基準では、確かな動物実験のもと安全性が確認された量よりも、さらに少ない量を使用しているため、危険なはずがないとおっしゃる方もいるでしょう。

しかしながら、1つ1つの食品には多く含まれなくとも、数多くの様々な物質が蓄積されたとき、ガンやアレルギー疾患を誘発することになるかもしれませんし、誰も予想できないような病気や症状があらわれるかもしれません。また、(エチルカーボネートのように)国の基準値がルーズであることも考えられます(EU諸国に比べ、日本の安全基準は緩いケースが多々あります)。

私が常々思っていることは、色々知って学ぶことによって、逆に選択する可能性が広がるということです。

毒を避けることももちろん必要ですが、さらには摂取した様々な毒を排毒したり、免疫を高めて影響を最小限にすることを考えていくことも大切なのではないかと私は考えています。


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今日は
有害化学物質の「アクリルアミド」についてです!

 

 
食品を加熱調理する過程において、食品中では様々な化学物質が生成されたり、分解されたりしています。

このとき生成する化学物質の中には、食品を食べやす くする、好ましい風味をかもし出す、保存性を高めるなど有用な効果をもたらすものがある一方で、私たちの健康に悪影響をもたらす可能性のあるものが副産物 としてできることがあります。

そのような加熱食品に含まれる有害化学物質のひとつが「アクリルアミド」です。

 

2002年にスウェーデン食品庁とストックホルム大学が、揚げたり、焼いたりした馬鈴薯(ジャガイモ)加工品や穀類加工品に、発がん性があるアクリルアミドが高濃度に含まれる可能性があることを、世界で初めて発表しました。

 

アクリルアミドができる主な原因は、食品の原材料(炭水化物を多く含むもの)に含まれているアミノ酸の一種である「アスパラギン」「果糖、ブドウ糖など の還元糖」が、揚げる、焼く、焙るなどの調理中の加熱(120℃以上)により「メイラード反応(アミノカルボニル反応)」と呼ばれる化学反応を起こし、その過程でアクリルアミドが生成するためと考えられています。

メイラード反応については、以前は「こんがり美味しそうな焼き色」「色や風味の形成」など良いイメージでしたが、老化の主原因であるAGEs(Advanced Glycation Endproducts:終末糖化産物)を産生することでも知られており、アクリルアミドの生成と併せて、できるだけ避けるべき反応であることが解ってき ました。

 

アクリルアミドは、市販の加工品ではポテトチップスフライドポテトなど、ジャガイモを揚げたスナックや料理、ビスケットクッキーインスタントラーメンなどに、高濃度に含まれていることが報告されています。

また、コーヒー豆ほうじ茶葉煎り麦のように、高温で焙煎した食品にもアクリルアミドが高濃度に含まれていることが報告されています。

このアクリルアミドはとても水に溶けやすいため、これらから抽出したコーヒーほうじ茶麦茶などの飲料にも含ま れていることが確認されています
 

 

アクリルアミドが含まれている食品は、市販の加工食品だけでなく、家庭料理でも調理の過程でアクリルアミドができてしまう可能性があります。例えば、野菜の素揚げ炒めもの手作りの焼き菓子トーストしたパンなどにもアクリルアミドが含まれていることが確認されています。

しかし、加熱していない生の食材 にはアクリルアミドは含まれておらず、また、加熱調理した食品でも茹でたり、蒸したりした食品にはアクリルアミドが含まれていないか、含まれていても極微量であることが報告されています。

 


それでは加工食品ではどのようなものにアクリルアミドが多く含まれているのでしょうか?

 



            最大値(mg/kg)  平均値(mg/kg)
ポテトスナック          4.7        1.2
フライドポテト         0.91        0.38
ビスケット類          0.46        0.18
乳幼児用ビスケット類      0.80        0.12

(平成16年~平成17年農林水産省アクリルアミド含有実態調査から抜粋)
 

 

この結果より、圧倒的にポテトスナック(ポテトチップスなど)に多く、次いでフライドポテトに多く含まれていることが分かります。

 

それ以外にも食品ではありませんが、身近なものとしては、タバコの煙にもアクリルアミドが含まれており、喫煙者では血中のヘモグロビンに結合しているアクリルアミドの濃度が、非喫煙者より高いことも分かっています。

 

アクリルアミドのヒトにおける毒性では、職業暴露や事故によりアクリルアミドを口、肺、皮膚から大量に吸収した場合、中枢神経及び末梢神経に障害(筋力低下、感覚異常、知覚麻痺、歩行異常等)を引き起こすことが確認されており、アクリルアミドが神経系のタンパク質と結合することにより、「神経毒性」を示す ためと考えられています。

 

アクリルアミドとその代謝物のグリシドアミドは、染色体異常、遺伝子突然変異試験、DNA損傷試験など、ラット、マウスを用いた多くの遺伝毒性を調べる試験 で陽性の結果を示しており、アクリルアミド及びその代謝物であるグリシドアミドには「遺伝毒性」があるとされています。

 

さらにアクリルアミドの恐ろしさは、「発がん性物質」であることです。

 

アクリルアミドに関する動物発がん試験においては下記に示す通りです。

 

ラットに、アクリルアミドを強制経口投与した試験で、雄ラットでは精巣中皮腫、甲状腺濾胞細胞腺腫が、雌ラットでは甲状腺濾胞細胞腺腫、乳腺腫、中枢神経 系の神経膠腫、口腔乳頭腫、子宮腺がん、陰核腺腺腫がそれぞれ用量に依存して増加するというデータがあります(1984年、1986年の報告)。
 

 

マウスに、アクリルアミドを強制経口投与及び腹腔内投与した試験で、肺腺腫の発生動物数と1匹あたりの肺腺腫数が用量に依存して増加するというデータがあります(1995年の報告)。

 

マウスに、アクリルアミドを経口、経皮、腹腔内のそれぞれの経路で投与した後に、代表的な発がんプロモーターである「テトラデカノイルホルボールアセテー ト」(TPA)を皮膚に塗布した試験で、アクリルアミド用量に依存して扁平上皮がんが増加するというデータがあります(1984年の報告)。

 

人においては、これまでに食品中のアクリルアミドとの因果関係を明らかにするため、複数の疫学調査が行われています。

2007年に報告されたオランダの疫学調査結果では、アクリルアミドの摂取量が多いと発がんリスクが増加することが初めて示されました。

この疫学調査では、55~69歳の女性62000人以 上の中から無作為に抽出した約2500人の女性を、約
11年間追跡調査しました。

調査対象者を喫煙者と非喫煙者に分けて、それぞれを食品からのアクリルアミド摂取量によって4つの集団に分けた場合、特に非喫煙者の場合において、クリルアミドの摂取量が最も多い集団(全体の上位25%)では、最も少ない集団(全体の下位25%)に比べて、「子宮内膜がん」「卵巣がん」の発症例が約2倍となっており、それらのリスクが有意に高いことがわかりました。(な お、この調査では乳がんのリスクに有意な差は認められませんでした。 )

 

国際がん研究機関(IARC)は、『動物試験における十分な証拠があること、加えてアクリルアミドグリシドアミドがDNA及びヘモグロビンと結合するこ とが報告されていること、さらに各種遺伝毒性試験の多くでアクリルアミド及びグリシドアミドが陽性であることから、ヒトでも発がんが起こると考えられる。』という評価をしています。

 

私たちが食品を摂取するにあたり、全てのものを加熱せずに生で食べる訳にはいきません。

また、蒸したり茹でたりするだけの加熱だけの調理では味気ないもの があります。食品の加熱によって起こる食品成分の化学変化は、色や風味の形成のように食品の美味しさにとても重要な役割を果たしていることが知られています。

加熱すると、食品の消化性が良くなりますし、有害な微生物も殺菌されます。そのため、風味や食感といった食品に求められている品質を保ちながら、アクリルアミドができないように加熱調理することはとても難しいのです。

 


我々が豊かな食を愉しむためには、アクリルアミドを含んだ食事を避けることはできません。

しかしながら、あえて健康を害するような高濃度のアクリルアミドを摂取することは避けなければなりません。

皆さんが大好きなポテトチップスフライドポテト!美味しい♡ので食べたい気持はよく分かりますが、食べ過ぎにはくれぐれも注意して 下さいね!!


参考資料:「農林水産省HP」


講演会やその他の依頼については、メールで受け付けております。

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数あるブログの中で私のマニアックなブログを読んで頂きありがとうございます(^∇^)

今回は具体的にどんな食材を食べれば良いのかについてお話したいと思いますニコニコ


よく健康な食事は、「まごわ(は)やさしい」ということが言われます。

「まごやさしい」吉村裕之先生(元金沢大学名誉教授)が提唱しました。

「まご
やさしい」山田豊文先生(杏林予防医学研究所所長)が提案し商標登録しました。

「まごは()やさしい」はバランスの良い食事の覚え方です。各食材の頭文字をとった語呂合わせであり、それぞれに特長や高い効果のある食材の組み合わせで、日本には昔からあるおなじみの食材ばかりです。

その頭文字の内訳は以下のとおりです。


「ま」…まめ:豆や豆製品(大豆とその加工品、その他の豆類など)
「ご」…ごま:種実類(ごま、くるみ、アーモンド、ピーナッツなど)
「わ」…わかめ:海藻類(わかめ、ひじき、海苔、昆布など)
「や」…やさい:野菜(緑黄色野菜、淡色野菜、根菜類など)
「さ」…さかな:魚介類(中でも丸ごと食べられる小魚が望ましい)

「し」…しいたけ:きのこ類(しいたけ、しめじ、えのき、舞茸など)
「い」…いも
:いも類(じゃがいも、さつまいも、里芋、長芋など)


私たちはこれを更にグレードアップさせて

にたまごわやさしいよを提唱します!


 にたまごわやさしいよ

 歯科医師の久野 
と管理栄養士の 佳奈
が二人で考案しました。

 

動物性タンパク質脂質の重要性が増してきた現在では、少しアレンジを加えた方がいいと考え、前述の「まごわやさしい」の文頭に「に」:肉類「た」:卵を、最後に「よ」:ヨーグルト&チーズ(発酵乳製品)追加して、にたまごわやさしいよを提唱していきます。

 にたまごわやさしい

●「に」:肉(牛肉)の赤身を中心として、鶏肉、またそれらの内臓(レバー)を食べることで、良質なタンパク質亜鉛ビタミンBなどが補給できます。

「た」:卵は完全栄養食とも呼ばれ、食物繊維ビタミンC以外の栄養素がほぼ全て含まれていると言われている。卵はプロテインスコア100点満点であり、良質な必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

「よ」:ヨーグルト&チーズ(発酵乳製品)は、骨折やガンの発症リスクが問題となっている牛乳と違って、乳酸菌の効果良質なタンパク質ミネラルが補給できます。














一食に『にたまごわやさしいよ』10種類の食材を揃えるのが難しくても、一日で摂るように献立を工夫してみましょう!!

※画像は一部Webから拝借したものを加工して引用しました。



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前回、『ファーストフード店でのトランス脂肪酸の使

用状況について
の投稿(
http://ameblo.jp/jun-kuno/entry-12048414835.html
)をした際に、『日本マクドナルド』だけは唯一

電話では受け付けてもらえず、メールでの対応であったた

め、回答を保留にしていました。

このブログでは
、その回答メールの全文をここに掲載しご報告い

たします。

【まずはお問い合わせページからの私の質問内容全文】

昨日電話にてお問い合わせさせて頂きましたが、返答の間
違いがあるといけないとのことで、メールでの問い合わせ

を指示されましたので、こちらから連絡させて頂きました



以前よりマクドナルドでのトランス脂肪酸(ショートニン
グなど)の使用に対して疑問をもっておりましたが、今回

細かく質問させて頂きます。


1、マクドナルドのフライオイルはショートニング(トラ
ンス脂肪酸)のブロックタイプの(常温では固形)ものを

熱で溶かして使用していると理解しておりますが、その原

材料となる植物油の内訳や添加物(酸化防止剤、乳化剤、

泡消剤など)について、細かく教えて下さい。また植物油

について遺伝子組換え不分別のものであるかどうか教えて

下さい。


2、例えばミスタードーナツというドーナツチェーンでは
、昔はトランス脂肪酸がドーナツ1個あたり平均1~1.

5g含まれていたといいます。例えばマックフライポテト

のLサイズ(約170グラム)では何グラムのトランス脂

肪酸が含まれているのでしょうか?


3、トランス脂肪酸はフライオイル以外にもマーガリンと
いうような形で、ハンバーガーのバンズ等にも使用されて

いるのでしょうか?また、それ以外の商品にも含まれてい

るのでしょうか?

4、諸外国ではトランス脂肪酸はかなり規制されつつあり
ます。ところが日本は世界的にみても規制の考え方があま

りなく、日本での平均的なトランス脂肪酸摂取量は、諸外

国に比べて少ないという理由で特別な基準がないというの

現実です。マクドナルドさんは今後トランス脂肪案フリー

のオイルに変更する予定はないのですか?変更しないのな

らば健康を害するということはないと理解しているのでし

ょうか?その理由を教えてください。



【それに対する驚きのマクドナルドの回答内容全文】



久野様

平素よりマクドナルドをご利用いただき、誠にありがとう

ございます。
久野様からのメールを拝見いたしました。

このたびは弊社にお問い合わせを賜りまして、誠にありが

とうございました。

さて、誠に恐れ入りますが、ご質問いただきました内容は

、情報が無いため、ご案内差し上げることが出来かねます



折角、弊社へお問合せいただきましたが、このような回答

となりましたこと、お詫び申し上げます。

なお、トランス脂肪酸につきましては、欧米では行政が動

脈硬化など心臓疾患の増加に伴い、コレステロールとの関

係が指摘されているトランス脂肪酸の摂取を抑制するよう

市民に呼びかけています。一方、日本では欧米と比較して

食生活の中で脂肪の摂取量が少ないことから、トランス脂

肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えられていま

す。

トランス脂肪酸は食用油に含まれる成分のひとつです。脂

肪やコレステロールも食全体のバランスで見ることが重要であり、マクドナルド

は脂肪やコレステロールなどの栄養情報の提供とバランス

のよい食生活を積極的に提唱しております。

今後とも栄養情報について行政の指針と連動し対応して参

ります。 

お客様にはこのたびお問い合わせをいただきましたことに

心から感謝申し上げますと共に、今後とも変わらぬご愛顧

を賜りますようお願い申し上げます。

日本マクドナルドお客様サービス室



以上です……プンプンプンプンプンプン



他のファーストフード店へ質問では、すべて電話で丁寧に

そして(一部答えられない内容はあったものの)真摯に答

えて頂けました。私からの専門的な質問に即答できない場

合も、一旦電話を切った上で、しっかりとコールバックし

て頂き、きちんと調べた上で専門スタッフが分かる範囲で

対応してくれました。

それが「お客様サービス室」の本来あるべき姿だと思いま

す。

今回のマクドナルドの対応は私の4つの質問すべてに答え

られないという回答でした。


皆さんはこの対応をどう思われますか?

それでもマクドナルドの商品を買って食べたいと思います

か??

講演会やその他の依頼については、メールで受け付けております。

junkuno_7575@yahoo.co.jp


いつもこのブログを見ていただきありがとうございます!

今回も長文ですみません…

つい先日、アメリカにおいて2018年までに(ここ3年以内に)トランス脂肪酸を全面禁止することが発表されましたね。さて、これを受けて日本はどう対応していくのでしょうか?

今回は私がコツコツ電話調査した、ファーストフード店でのトランス脂肪酸の使用状況について書いてみました。

以前よりは少し認知度は増してきたような気はしますが、まだ飽和脂肪酸は身体に悪く、植物油脂はヘルシーで身体に良いというイメージが根強い気がします。私が担当する学校の学生たちに聞いてみても、クラスの過半数が「マーガリン」を食しており、それが身体に良くない油脂であることを知りません。

マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、クリームなどに多く含まれる「トランス脂肪酸」は、工業的に主に植物油(または魚油)を脱臭のために高熱処理したり、人工的に水素を添加して「硬化油」に精製加工したりする過程で(詳しくはシス型結合をトランス型に変化させる「エライジン化」ことで)副産物として生成されます。食品の安定化(長期保存)や使い易さ、またサクサクとした食感を得るために様々な商品に使われています。

トランス脂肪酸は、善玉(HDL)コレステロールを減らし、悪玉(LDL)コレステロールを増やすため(まぁコレスレロールの悪玉善玉はどうでもいいんですが)、それ以外の脂肪酸とのバランスを欠いて多く摂取した場合は、心臓疾患(狭心症、心筋梗塞)、アレルギー(アトピー性皮膚炎、花粉症)、流産、死産、低体重出生、子宮内膜症、精神疾患(うつやパニック障害)などのリスクが高まると言われています。欧米諸国ではトランス脂肪酸の食品への表示や含有量の規制が厳しく行われています。一方、日本の食品安全委員会は、トランス脂肪酸の摂取量について日本人のほとんどがWHOの目標である総エネルギー摂取量の1%未満であり、また、健康への影響を評価できるレベルを下回っていることから、通常の食生活では健康への影響は小さいとして規制をしていません。端的にいうと、日本においては明確な表示義務も無く、無規制で民間任せという状態なのです。

どんなに身体に良いとされる油脂でも摂りすぎると健康を害する可能性があります。ただこの食べるプラスチックとも表現されることもある「トランス脂肪酸(副産物)」、さらには人工的に水素を添加して精製された「硬化油」について、私はあえて生物が口にするものでなないことを訴えていきたいです。

今回は、各ファーストフード店舗のフライオイルの調査。特にトランス脂肪酸の使用状況についていろいろと電話やメールでの問い合わせ調査してみましたので、覚え書き資料程度にご報告します。

質問内容は大きく分けて、

『質問1:フライオイルにトランス脂肪酸を使用していますか?また添加物はどんなものを使用していますか?』

『質問2:フライオイル以外にも、パンなどを作る際にはトランス脂肪酸は使用していますか?』
の2つです。


調査対象は、
マクドナルド、ミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、ロッテリア、モスバーガー、バーガーキング、サブウェイの7店舗です。(私が住んでいるのは中部地方なので、地域性があることをお許しください笑)

以下にその詳細を示します。(かなり長文ですのでお時間のあるときに読んでください…笑)

★【ミスタードーナツの回答(電話対応:Iさま)】

質問1:フライオイルは2007年12月よりトランス脂肪酸値を大幅に抑えたオイルを採用したとのことですが、低トランス脂肪酸の内容を詳しく教えてください。

回答:フライオイルに植物油として使っているのはコーン油(遺伝子組換不分別)、パーム油であり、酸化防止剤としてビタミンE(天然大豆由来)、消泡剤としてシリコーン、乳化剤としてグリセリン脂肪酸エステルを配合した低トランス脂肪酸オイルを使用しております。

トランス脂肪酸の低減方法として、オイルのほかに「ミックス粉」「コーティング素材」といった原材料についても研究・開発を重ねた結果、以前はドーナツ1個当たり平均1~1.5g含まれていたトランス脂肪酸を、(2007年12月より)平均約0.25gまで低減させることに成功しました。

質問2:フライオイル以外にもドーナツ生地自体にもマーガリンなどのトランス脂肪酸は含まれているのですか?また含まれているのならばどのドーナツに多く含まれているのですか?

回答:代表的なドーナツを例にとりますと、フレンチクルーラーにはマーガリンが含まれております。どの種類のドーナツ生地に一番多く含まれているかというご質問にはお答えいたしかねます。

★【ケンタッキーフライドチキンの回答(電話対応:Kさま)】

質問1:フライオイルは2006年よりトランス脂肪酸値の含有量を1/16に減少させたとのことですが、現在のトランス脂肪酸の内容について詳しく教えてください。

回答:フライオイルに植物油として使っているのはパーム油、コーン油(遺伝子組換不分別)、大豆油(遺伝子組換不分別)と用い、水素添加したトランス脂肪酸(すなわちショートニング)を使用しています。添加物として乳化剤は使用していませんが、その他の添加物については不明 (教えられない)です。

質問2:フライオイル以外にも、ビスケットやバンズを作る際にはトランス脂肪酸は使用していますか?

回答:ビスケットやサンドに用いるパン(バンズ)にショートニングを使用しています。

※ ケンタッキーがトランス脂肪酸を止めない理由は、やはりサクサクとした食感を大切にするためとのこと。

★【ロッテリアの回答(電話対応:Kさま)】

質問1:フライオイルにトランス脂肪酸を使用していますか?また添加物はどんなものを使用していますか?

回答:フライオイルに植物油として使っているのはパーム油のみ。人工的なトランス脂肪酸は一切含まれておりません。添加物は消泡剤としてシリコーンを使用、乳化剤の使用の有無については教えられないとのこと。

質問2:フライオイル以外にも、バンズを作る際にはトランス脂肪酸は使用していますか?

回答:パン(バンズ)にショートニングを使用しています。

★【モスバーガーの回答(電話対応:Aさま)】

質問1:フライオイルにトランス脂肪酸を使用していますか?また添加物はどんなものを使用していますか?

回答:フライオイルに植物油として使っているのは、菜種油(マレーシア産)、パームオレイン(カナダ&オーストラリア)。全て遺伝子組み換えでないものを使用しています。また人工的なトランス脂肪酸は一切含まれておりません。添加物は、酸化防止剤としてビタミンE、消泡剤としてシリコーンを使用、乳化剤は使用していません。

※ 表示義務のないものも含め、全ての食材で遺伝子組換え不分別のものは(会社の方針で)使用しないことにしています!!

質問2:フライオイル以外にも、バンズを作る際にはトランス脂肪酸は使用していますか?

回答:パン(バンズ)にショートニングを使用しています。

※ 非常にしっかりとした対応で的確に質問に答えて下さいました!!

★【バーガーキングの回答(電話対応:Jさま)】

質問1:フライオイルにトランス脂肪酸を使用していますか?また添加物はどんなものを使用していますか?

回答:フライオイルに植物油として使っているのは液体のパーム油(果肉から作られるパームオイル)と固形のパームステアリン(種子の部分から採れるパーム核油)であり、人工的なトランス脂肪酸を使用しているか?添加物の内容については不明 (教えられない)です。

※ フライオイルにトランス脂肪酸を使用しているかの問いに対して回答を拒んだのはバーガーキングだけである!!

質問2:フライオイル以外にも、バンズを作る際にはトランス脂肪酸は使用していますか?

回答:パン(バンズ)にショートニングを使用しています。

★【サブウェイの回答(電話対応:Iさま、Kさま)】(番外編)

質問1:フライオイルにトランス脂肪酸を使用していますか?また添加物はどんなものを使用していますか?

回答:店舗にはフライヤーが無く、ポテト(オーブンポテト)はアメリカで調理されたものを冷凍で輸入し、店舗内にてオーブンで温めて提供しています。アメリカ製造時のフライオイルは、植物油(大豆油、綿実油、菜種油、コーン油、など)であり、すべて遺伝子組換え不分別です。添加物の内容は不明です。フライオイルのトランス脂肪酸は100gに対して0.2g(0.2%)以下になるよう規制されています。

質問2:フライオイル以外にも、ブレッドを作る際にはトランス脂肪酸は使用していますか?

回答:ブレッドには下記の5種類がありますが、フラットブレッド以外の4つは日本の工場で生地をつくり、それを各店舗内で焼成しています。トランス脂肪酸の使用の有無について以下の通りです。ブレッド系はトランス脂肪酸が0.1%(重量比)以下になるようにしています。

☆ホワイト…ショートニングを使用。
☆セサミ…ショートニングを使用。
☆ウィート…ショートニングを使用。
☆ハニーオーツ…ショートニングを使用。
☆フラットブレッド…アメリカで作られ日本へ輸入。使用している植物油脂(大豆油)は遺伝子組換え不分別。

※「野菜のサブウェイ」と言われるように、通年で使用する4種類の野菜(レタス、トマト、たまねぎ、ピーマン)の年間使用量約4千4百トンのうち、8割強の3千7百トン(2013年度実績。一部推計。)を国内で調達しているそうです。また2014年度より、パンに使用する小麦の15%を国産に切り替え、そのうちの約6割に北海道産の「ゆめちから」を配合する等、積極的に国産原料を使用する取り組みを実施しているとのこと。(以上SUBWAY HPより)


皆さんが一番関心かると思われる、マクドナルドの回答ですが…電話対応を「正確なお答えが出来ない可能性がある」という理由で断られ、その後すぐにメールにて問い合わせたのにも関わらず、2週間弱返答がない状態でした。

総評としては、電話対応の接客も含め、一番消費者の安全を考えている店舗はやはり「モスバーガー」でした。オイルも含め、遺伝子組換え食材を使わないという考えが素晴らしいと思います。次に評価できるのは「ロッテリア」です。人工的なトランス脂肪酸を早くから排除していた試みが評価できます。「ケンタッキーフライドチキン」「ミスタードーナツ」は少しでもトランス脂肪酸を減らそうと企業努力はされているようですね。「サブウェイ」はお店にフライヤーがないので番外編ですが、野菜に対する取り組みは他の店舗よりも少し評価できますね。「バーガーキング」に関しては、人工的なトランス脂肪酸を使用しているかどうか、添加物の内容についての問いに答えてくれなかったという決定的なイメージの悪さが残ります!「マクドナルド」の驚くべき回答については、次回投稿する予定です。お楽しみに♡

あと、どこのメーカーもバンズ(パン)などの商品には、ほとんど全てマーガリンやショートニングを使用している状況です。これらの店舗だけでなく、菓子パンや百貨店やスーパー、コンビニ、路面店、個人のパン屋さん、ケーキ屋さんなどでも、多くの商品にマーガリンやショートニングの表示義務がなく、知らない間に沢山のトランス脂肪酸を口にしていることになります。

みなさんが大好きなパン屋さんのパンも、有名パティシエがつくる華やかな焼菓子にもバターの代わりにマーガリンやショートニングがたっぷり使われています。表示義務がある商品の場合はもちろんのこと、表示義務がない商品の場合はお店に尋ねてみるなどして、これらマーガリンやショートニング、為体の知れない植物油脂の使用がある場合には、その食品を買わない(不買)ことから始めてみてはいかがでしょうか?

※ 注意:画像は投稿内容を直接反映するものではありません!



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