21時を過ぎれば、帰りの電車には必ず座れる。
永田町、表参道、、、と、少しずつ乗客が増えてきて、渋谷でどっと人が乗ってくる。
扉が閉まる直前に 「乗るよー」 という元気な声とともに、4人の若者(男2、女2)が乗り込んできた。
うとうとしかけていたのだが、その4人の若者の声が耳に入ってきて眠れない。
奇声を上げるでもなく、馬鹿笑いをするのでもなく普通の会話なのだが、とにかく声がでかい。
見れば、大学生風の若者たち。 身なりもこぎれいで、むしろオシャレな感じ。
でも、、、、とにかく必要以上に声がでかい。 会話の内容も周りにまる聞こえ。。。
どうやら男の子の家に泊まりに行くらしく、2カップルに分かれつつあった。
渋谷を過ぎると、乗ってくる人よりも降りる人のほうが多くなる。
気がつけば、社内はガラガラ。 座席も半分くらいしか埋まっていない。
が、その4人は、なぜかずっと扉付近に立ったまま、大きな声で会話を続けているのである。
- やれやれ、まぁ、あと3駅の辛抱だな。。。
・・・などと思っていたら、30歳前後のビジネスマンが降り際に、彼らに声をかけた。
「もう少し小さな声で話された方がいいですよ、顔をしかめている人もいるし。トラブルになりますよ。」
おだやかな表情で、とても謙虚に、優しい声で。。。
若者たちは一瞬きょとんとし、その後、あいてる席に座り、小さな声で会話を続けた。
声をかけた30歳前後のビジネスマンさん、、、そんなあなたにわたしもなりたい。