韓国人に何かあげる時、人数分無くても大丈夫!必ずみんなで一緒に分けて食べてくれます。
その場にいる人が知らない人でもいかがですか?と声をかけてくれるんですね。
社会に「分け合う」という文化が根付いているからだと思いますが初めはびっくりしたりもしました。
今日はその分け合う精神を実践した、とても感動した話を聞いたのでご紹介します~~
下の写真のご飯、決して豪華ではありませんが栄養満点!!という感じがしませんか?なんとこれが1000wで食べれるんですよ。
これは今年の3月18日に亡くなられたキムソンジャハルモニの1000w食堂のメニューなんです。
光州(カンジュ)テイン市場の中にあるそうですが、儲けを追及するのではなくその分を分け与えたいという事で1000wしか取らずに運営していました。
自分が米がなくて誰にも言えず食べるのを我慢したことがあるハルモニは誰でも負担なく食べられるようにとこの食堂を始めたそうです。
ハルモニの心意気に感動した人たちが「これじゃ儲けが出ないから自分がキムチを寄付する」「自分は米を寄付する」と自然に善意の輪が広がりました。
中には会計の際に「頑張ってください」と100万wおいて行った人もいたそうです。
ハルモニが「この食堂を続けてほしい」と遺言され、市場の方々がそれを受け継いでいまも運営されているという事でした。
本当に食べるものがなくてここに来た人には心のふるさとのような実家のような食堂になっているでしょうね。
この話をしてくれた方が「韓国人の記憶に残る偉人」と言っていたのが心に残りました。
一度訪れてみたい場所です。。