視察だからきちんと伝えなきゃ!と思って書いてるうちにずいぶん長くなってしまいました。そして落ち着いて考えると「私はどこをどう動いたのだろう?」という疑問がわいてきて資料を見返してみました。
ここは韓国の地図を虎に見立てるとちょうどしっぽに当たる場所だそうで、名前も虎尾岬(ホミゴッ)と言います。
ガイドさんが手の親指と人差し指の形に似ていると言いながら説明をしてくれましたが本当にそんな感じです。
今では海から手が出ているオブジェで有名になっているそうですよ。
視察ツアーの初めは日本人村でした。そこから岬へ移動したのですが、そこは立派な展望台と広場がありました。
手の後ろに見えるのが展望台です。
地図を見てびっくり~!オレンジの○ 延日 という地名なのですが、主人のご先祖様の出身地なんです。なおさら親近感を覚えましたよ。
(韓国人は戸籍に本貫という出身が出ているのですがこれが同じだと婚姻届けは受理されません)
海には右手があり陸には左手があります。「共生」という題名の作品で、海の方は手の中に日が昇るのだとか…
展望台から見るとこんな感じに見えます。この広場はI日の出広場と言われ、初日の出を見に来る場所になっているそうですよ。
この町の経済を支えているのは「ポスコ」という韓国一の製鉄会社です。ソウルに本社を置かず、ここポハン市に本社があります。8000人が住む社宅があり、社員の子供の学費の援助までしてくれる福利厚生のよい優良企業だそうです。
そのポスコの製鉄で作った窯がこれで、日の出を見に来た人たちにお雑煮を振舞うときに使われるのだと聞きました。1万人用だってI
そしてこれは韓国の伝説の主人公の碑です。
「ヨノランとセオニョ」と言って魚のような石に乗って日本に流れていき王になったんだとか・・・
そしてこれが灯台です。
ここは普段は入れないのですが、さすが韓国!ガイドさんの知り合いがいて特別に見せてもらえました。
ここにも日本植民地時代の話がありました。。
灯台の上まで行く階段は一人しか昇降できないので見上げるだけ。見上げた天井にあったのは大韓帝国の紋章「すもも」です。日本が統治していた時はこの紋章まで「菊」だったのだそうですよ。
ここは海洋博物館と隣接しているので、博物館の庭には灯台のてっぺんがレプリカで置かれていました。
余談ですが、この町で結婚するIカップルは灯台の扉の前で写真撮影をするそうです。教会みたいに見えるんだって。真っ白だしそんな雰囲気ですね。
虎にまつわる地名だから?何ともいえない顔の大きな虎がいました。
海洋博物館を後にするブロガーさんが写真を撮っています。
お問い合わせはI浦項市庁電話番号 054-270-2642日本担当の朴宥貞(パク・ユジョン)さんの直通番号です。