先日友人から、知り合いが行くのでガイドをしてほしいと依頼があった。
聞けば教員グループだとか。
これは是が非でもやらせてもらいたいと思って準備していた。
彼女たちは大学の同級生で教員の同期ばかり4人組。
みなが初めての韓国だというので、行きたいところ、食べたいものを聞いてプランを作った。
唯一いけなかったのがソウルタワー。ずっと雨だったからね。
夜ミョンドンからホテルまで戻るのにタクシーを拾い、運転手さんに行き先を告げて私は宿泊するソウルのサウナへ・・・
着いたかなという頃にホテルに電話をしてみるがまだ。。。
もうしばらくしてかけたら無事に着いていた。
翌朝会った時に聞いてびっくり
私がみなを乗せたタクシーが信号待ちし、発車しようとしたらエンストして動かない。
運転手のアジョシは「ダメだ」と日本語で言って彼女たちに
「別のタクシーでいけ」と言うようなことを身振り手振りで言ったそうだ。
夜だったしとても心細かっただろうな・・・
翌日には笑い話になったからよかったが、私は次の反省材料にしようと思った。
最終日、久々の晴天
私が興奮してしまい、1時間も早くホテルに迎えに行ってしまった。
せっかくの晴れだから予定を少し変えて宗廊へ行ったらどうかと言ってみた。
一人が「実はそこ行ってみたかったんです~」と嬉しそうに言ってくれた。
興奮していた私は勧めてくれた友人からの大事なアドヴァイスが頭から抜けてしまった。
宗廊は専属ガイドと一緒にしか入場できない。
言語が3種類ある・・・
私たちが着いたときには日本語ガイドは7~8分前に出発したばかりで、
1時間くらい待たなければならなかった。
韓国語で聞いて私が通訳する?
それは無理!^^;
ボキャブラリーが足りない上に歴史が苦手・・・
結局雰囲気がわかればいいと言うことになり、すぐ次の英語ガイドではいることにした。
いや~壮大で圧巻だった。
でも英語だと軽くなっちゃうのがなんともはや・・・
宮廷音楽家が ミュージシャン だもんね・・・^^;
その後最後にロッテ百貨店の地下で買い物をするということで4人をタクシーに乗せた。
私が一人で後を追いかけようと次のタクシーを待つがとたんに車が通らなくなった。
景福宮前の大通りだよ?さっきまですごかったのに何で?
と思いつつ、道路に立っていたらおまわりさんから職務質問された。
「タクシー待ってるんですけど・・・」
「あ、もう車は来ませんよ。今から訓練が始まるので20分後になります」
「@@・・・・・・・」
いきなりパトカーや戦車や白バイが出てきた。
とにかく歩いてでも行くしかない!!
と歩いていたら先々で止められた。地図を片手にハングルがわからない振りして歩き続けたが、大きな交差点で完全にとめられてしまった。
いや~~私でも すわ北朝鮮か
とあせったのに、タクシーに乗った4人はどれだけ驚いているだろうか。。。
私の携帯電話からは彼女たちの日本の携帯にはかけられない。
待っていたら「なんだか様子が変なんです。車が動かなくて・・・外に出たほうがいいですか?」と電話が来た。
「訓練だから20分間その場を動いちゃいけないんだって。そのまま乗ってるしかないよ」と話した。
・・・タクシーに乗せるたびに何かがあるわ、こんな経験ができるのも珍しいわ、いや~~~ロッテで再会したときの私の気持ちは言葉に表現できない。
来年からは訓練のときは地上にいてはいけないそうだ。
車に乗っている人までも地下に入るようになるのだとか・・・
でもね、ホントびっくりした。
このガイドについては写真も載せてまた書きます~~~。