マンモトーム生検を受けてから2週間後。
(検査について詳しくは前記事 35歳で乳がんになったママ | 35歳で乳がんがみつかった2児母の記録)
結果を聞くため、再び乳腺外科へ向かいました。
この日は夫が出勤だったため、子どもたちを送り届けてから、ひとりで病院へ。
予約時間は10時30分。
少し早めに受付を済ませ、待合室のソファで呼ばれるのを待ちました。
ほどなくして名前を呼ばれ、診察室へ。
先生は開口一番、
「おはようございます。前回の検査結果が出ています」
と話し始めました。
その言葉を聞いた瞬間、心臓が大きく跳ね上がりました。
もし悪性だったら……。
いや、でも違うよね?
そんな思いが一瞬で頭の中を駆け巡ります。
先生は前回の超音波検査の画像を見せながら、石灰化があった部分を指さしました。
「この部分から組織を採りました。その結果……」
そして、
「悪性と認められました」
と告げられました。
悪性
一瞬、何を言われたのか理解できませんでした。
でも、その直後には不思議と冷静になっていました。
「あぁ、そうか。乳がんなのか……」
受け入れられたわけではありません。
けれど、
「嘘だ!」と感情的になったり、ショックで涙があふれたりすることもなく、
ただ静かに、自分の乳がんについての説明を聞いていました。
事前に少し調べてはいたものの、初めて聞く言葉ばかり。
先生は冊子を見せながら、丁寧に説明してくれました。
・しこりの大きさは20.1×13.6×8.3mm程度
・浸潤がんであること
・現時点ではリンパ節転移は見られないこと
・部分切除で対応できる可能性が高いこと
・まずは手術を行い、その結果によって必要な治療を決めること
・ホルモンを栄養源として増殖するタイプであること(サブタイプがルミナールAかB)
・HER2は陰性であること
・ステージは1〜2程度と考えられること
・増殖率は32%で、決して低くはないこと
・若年での発症のため、遺伝子検査を勧めること
次から次へと情報が入ってきて、正直なところ、ほとんど頭に入りませんでした。
すると先生が、
「ここでは手術ができないので、紹介状を作りますね」
と続けました。
「希望する病院はありますか?」
そう聞かれたものの、恥ずかしながら、乳がん治療ができる病院については何も調べていませんでした。
すると先生は、
「市内にも病院はありますが、遺伝子検査を受けることを考えると、大学病院やがんセンターがいいと思いますよ」
と教えてくれました。
さらに、
「決まるようなら、すぐに紹介状を作成して、紹介先の病院の予約も取ります」
とのこと。
私は、そんなに早く決めるものなのかと少し驚きながらも、自宅から車で30分ほどの場所にある、この地域で一番大きな大学病院を選びました。
紹介状は午後には準備できるとのことで、いったん病院を後にしました。
病院をでてからも、不思議なくらい涙はでませんでした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
まだ4か月前のことですが、この出来事がずいぶん遠い昔のことのように感じます。
次回は、結果を聞いたあとのことを書こうと思います。
JUN
