PARACUP
なぜこのイベントに参加したのかという顛末を少し。
まず、僕がほとんど唯一心許している人がおりまして、それをKさんというのですが、そのKさんから誘われたというのが第一です。
そもそもマラソンをしているKさんからマラソンを勧められてこのブログをはじめるきっかけになったこともそうだし、このブログ自体パラカップというイベントがあるから書き始めたというところでもあったんですね。
先月溜池山王まで出かけたのもパラカップのボランティア説明会に参加するためでした。
なにか動機付けがないとなかなか自分のテリトリー(つまり近所)から離れようとしない自分を案じてくれたわけです。
結局「30にもなって」と自分ですら揶揄するような立場なんだけど、大げさに言わせてもらえば「人生やり直すのに年齢なんて関係ない」ですよね。…たぶん。
だからKさんの誘いの言葉に従ったわけで(めずらしく!)、自分の中にもここ数年鬱屈したモノを破壊したいという衝動があったのだろうと思います。
とはいえ、人生観が変わるほど大きな何かだったかといえば全然そんなこと無いわけでした。
ボランティア活動は率直に言えば自分の想像の範囲を大きく超える何かだったことはなかったし、経験がないことだったので新しい発見はいっぱいあったけれど、よくいうような「雷に打たれた」そんな経験ではなかったかもしれません。
まあ、はっきりそう言い切っちゃうのはつまらないし、もし今後自分の中に変化があったり目に見える形で何かあれば「キッカケ」だったというふうに話せる含みは持たせておきたいなあと思ってるんだけど。
10年前の20代前半までは一人でもっと色んな所に出かけて行ってたし、色んな人とふれあったり刺激を受けたりしてたはずなんだけど、いつの間にか自分の考えに凝り固まって自分の構築した自分しか関われない世界に引きこもっていたんだろうなと。
いつの間にかと書いたけど、実は気が付いていたのにそうしていた方が圧倒的に楽だったからズルしていたのかもしれないですね。
自己分析して自分を語るには時間も文字数も足らないからこの辺はいずれ紐解いていくとして。
前回のエントリーで「楽しい遠足の終わり」と書いたけど、ここ数ヶ月考えていたことをまとめると「人生って楽しくない」んですよね。
楽しくないから楽しいことを見つけようと努力しないといけない。見つけようとする作業は時に辛いし大きな勇気が必要なんだけど、楽しいことを探さないでただ生きているだけはつまらないんですね。
つまり人生って通常つまらない。
僕の人生も次の目標、さらに大きな偉大な目標を見つけないと、少なくとも探す努力をしないとつまらないままだろうなと思います。
なのでこれからしばらくはつまらないかもしれない。
でもとりあえず、その期間が「しばらく」に留められたらいいなというところです。

行ってきましたパラカップ
眠れない病をホットミルクと薬の力を借りて克服したので比較的元気に出発できました。
睡眠時間が短いと頻脈の発作が出るんでそれだけでマイナス思考なんだけど、計6時間眠れたことで前日までの不安はだいぶ解消されて良かったです。
8時30分に多摩川河川敷に到着してすぐに受付で確認、時間もなかったので持ち場のエリアに即移動、この時点で50人ぐらいでしたか。
点呼のあと全体の説明を受けて、さらに細かなエリアに分けられその中からハーフマラソン10㎞地点の掲示板担当に割り振られました。
ランナーが走りくるときに「10㎞でーす」とお知らせするのが主な仕事。
いや、もうね、何十年かぶりで腹の底から声を出しましたよ。
太陽の下で8時間以上も活動したのすら超久しぶり。
見知らぬ他人といろいろ世間話したのですら10年ぶりかも。
あとたぶん、今までの人生で人の肌に触れたのと同じぐらいの数の人肌に一日で触れましたね。
ハイタッチしたり握手したり。
なんにしても心のひだに染みいったり、いろいろ感じ入ったり、考えさせられたり、貴重な経験で楽しかったです。
今は楽しい遠足のあとの寂寥感といった感じで前向きな鬱とでもいうんでしょうか。
着ていたウィンドブレーカーと持ってたバッグが砂まみれ。鼻をかんだら砂が出てきたのには驚きましたけども。