「Hさん今日は勤務終わったからもう帰ります」「明日は私夜だから一緒に過ごそね」と言うとゆっくりと顔を動かしてくれたHさん。目は開かなかったけど。
Hさんとは色々思い出もあるが普段から食事を食べないHさんだけど周りからも言われていたが私の時は開口もよくご飯食べている。毎回全量食べてくれていた。でも毎回「ばかたれ」「もーいらない」「うるさい」って怒られることも。
夜勤のため出勤すると…Dr.が来ていた。
Hさんは待ってくれなかった…。
夜は遅い時間だったが家族の希望で自宅に連れて帰ることになり看護と一緒にエンゼルケア。
葬儀社が到着し玄関まで見送りに…。
待ってはくれなかったが最後の見送りができただけでも良かった…。
その後、遅番から夜勤を引継ぎ業務をしながら色々と思い出す…巡視にももうそこには寝ていないのにHさんのベッドを見てしまう私。
なんだろう…
今回ばかりポッカリ穴が空いた感じ。
喪失感が…。
色々思い出がありすぎる。