なかなか難しい問題ですが。
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ブーケトスは人権侵害だ(AERA)
──まず最初に、私は嫉妬しているのではありません。
結婚する友人を祝いたい気持ちでいっぱいです。
でも、あの時間だけは許せないんです。──
チャペルの外に出た。
「独身女性のみなさ~ん」
ついにきた、あの時間。
先日、出席した結婚式で、私(35歳・独身)は気づかぬフリをキメ込んで、よそ見をしていた。なのに、周りの既婚者に「ほらほら」と背中を押された。あんまりイヤそうにすると、祝福ムードに水をさしちゃう。だから、キャーとか言って参加した。
そう、ブーケトスの時間。
心の中で「ブーケがこっちに飛んできませんように」と祈った。だって、受け取ったら最後、こうとどめを刺される。
「次、がんばってね」
これって、職場で同じことをしたら、セクハラじゃない? 結婚式だから許されているこの習慣、何とかならないの。そう思っていたら、東京都内で出版社勤務のレイコさん(29)に会った。
話を聞いて、のけぞった。
レイコさんは昨年10月、静岡に住む友人の結婚式に出た。すると突然、披露宴の途中で、自分の名前を呼ばれた。
「前に出てきてくださーい」
司会者の声に席を立つと、みんなが一斉にこちらを向いた。「あの人だれ?」という視線が痛かった。
スピーチは頼まれていない。何だろうと思っていたら、司会者が「花嫁からの花束贈呈です」と言った。
「これって、もしや究極のブーケトス? それも、『名指し式』じゃないの!」
と思いつつも、精いっぱいの笑みを浮かべて前に出たら、腕にブーケの重みがずしり。
司会者が「新婦から感謝をこめて」と言うと、背後から拍手が起きた。
30歳を前に、周りは結婚ラッシュ。この6月までに、半年間で8人が挙式する。レイコさんは仕事一辺倒で、いまのところ結婚の予定はない。ボーイフレンドもいない。友人の結婚はうれしいし、祝福もしたい。
なのに、ブーケをもらって後味が悪いのは、どうして?
■盛り上がるのは花嫁?
ブーケトスにワクワクしたころもあった。24歳のとき、兄の結婚式で、ブーケをつかまえようと、必死にジャンプしたっけ。でもいま、ブーケトスは苦痛だ。
「ブーケをキャッチしても、結婚できるなんて誰も信じていないのに、いったい何のためにやっているの?」
そうそう、私も常々思っていた。盛り上がっているのは、幸せの頂点にいる花嫁だけではないかと。ブーケトスは、「私も続きたい」と独身女性に言わせることで、花嫁が幸せを再確認したいイベントじゃない?
都内の美容コンサルタント、ミカさん(37)の話も、なかなか強烈だった。
昨年12月、後輩の結婚式に呼ばれたときのこと。前日は仕事で夜が遅かった。神奈川県にある、海が見える式場までは、電車を乗り継ぎ、ひたすら遠かった。式場にすべりこんだときは、まさに披露宴が始まるところだった。スピーチを頼まれていたミカさんは、ぎりぎりセーフと胸をなでおろした。
だが……。
ふと顔をあげると、知っている顔も知らない顔も、こちらを向いて、ミカさんの名前を呼んでいる。
「どこに行っていたの? みんな心配していたのよ」
えっ? いったい何?
よく聞けば、チャペルでの結婚式のあと、ブーケトスがあった。そこで、独身女性の名前が次々に呼ばれ、その場にいなかったミカさんの名前は、マイクで連呼されていたという。
ブーケトス「点呼型」だ。
「まったく。センスなさすぎ」
ここまで来ると、センスの問題を通りこして、人権侵害にあたると思いませんか。
よく聞くトホホ話
そもそも、ブーケトスは花嫁の「自己防衛手段」だった。中世ヨーロッパで、結婚式当日の花嫁は、「最高にラッキー」とされ、参列者はドレスを引きちぎって、幸せのおすそ分けを持って帰ろうとした。ドレスを裂かれないために、花嫁がブーケを自分から投げるようになり、次第に「受け取った独身女性が次に結婚できる」と信じられるようになった。
日本で取り入れられるようになったのは15年ほど前だと、結婚関連産業で仕事をしている友人が教えてくれた。
最近では、花嫁が投げたブーケがあらぬ方向へ飛んでいったり、床に落ちたりするのを防ぐために、リボンを引いて、くじ引き方式でブーケが当たる「ブーケプルズ」という変形型もあるらしい。
でも、私は、このごろブーケトスにまつわるトホホな話をよく聞く。
〈独身女性の方は、前に出てきてください、とアナウンスがあっても、誰も出てこなくて場がシラけた〉
〈ブーケを誰も取ろうとせず、床に落ちた。花嫁が振り向く前に、あわてて誰かが拾った〉
男性の友人(40)からは、こんな意見も聞いた。
「何ていうか、女性特有の、見ていてウザい習慣。結婚を無自覚にすばらしいと決めつけて、未経験者にすすめてあげなきゃってハタ迷惑でしょ。男性が『家、買わないの?』って言われるのも一緒なんだけど」
(後略)続きはこちら
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気持ちは分からんではないですが、「人権侵害」はちょっと言い過ぎではなかろうかと思います。
難しいですよね。
ある年齢(具体的な数字はご想像にお任せします)を境に、ブーケトスが厳しく思われるんじゃないかと。
新郎新婦側は、自分たちのことで浮かれてしまってそういうところまで考えが及ばないのかもしれませんけれど。
ご丁寧に、出席者の中で未婚の方をリストアップするわけです。
ブーケトスならばまだ自由参加で済みますが、「ブーケプルズ」と呼ばれるものに関してはそうは行きません。
ハズレの分の紐も用意しないといけませんから、キッチリ人数分の紐が用意されてしまいます。
恥ずかしがって出て行かないと、司会者の方に名指しで呼ばれるという事態が発生してしまいます。
余計恥ずかしいです。
でも、めでたい席ですんで。
そこは恥ずかしい気持ちをぐっと堪えて、全力で取り組んでもいいんじゃないかという気もあります。
僕は♂なのでそのへんの気持ちは分かりかねるんですけれど。(;´Д`)
ちなみにウチは割と若いうちに結婚してしまったので、パートナーさんは参加した披露宴全てが結婚後のことでして。
ブーケトスに参加したことがありません。
「一回くらいやってみたかった」
というのがパートナーさんの言い分です。
…とまぁ、そういうわけですんで。(・ε・)(←どういうわけだ)
すべからく結婚すべきというわけではないので「次はあなたの番だ」というような風習が良いかと言われれば分からんわけですが、まぁタダでインテリアが手に入ってラッキー的な姿勢で、イベントを楽しんだらいいんじゃないの?というのが結論だったりします。(;´Д`)ノ