全国学力テストの結果。 | 気ままに生活。

気ままに生活。

西宮より発信。日記とかニュース記事とか旅行記とか。
すっかりほったらかしてしまいましたが、ぼちぼちアップしたいと思います。
よろしくお願いします。


全国学力テストの結果が発表されました。



ニュース記事は↓こちら。





全国学力テスト 記述・思考は苦手 秋田・福井、正答率高く(産経新聞)


 小学6年と中学3年の原則全員を対象に実施した43年ぶりの全国学力テストの結果が24日、文部科学省から公表された。基礎知識を問うA問題の正答率は7~8割と比較的高得点だが、応用力を試すB問題は6~7割にとどまり、記述式や思考力を試す問題が苦手だった。都道府県別で差もみられ、小学校では秋田、中学では福井、富山などの正答率が高く、沖縄や大阪などの成績が悪かった。
 正答率をみると小学校より中学、基礎問題より応用問題、国語より算数・数学で差が広がる傾向だ。特に中3の数学は反比例の問題や一次関数のグラフから読み取る問題などが不得意で、基本段階の学力が身に付いておらず系統的な学習を必要とする生徒が多かった。

 国語では漢字の読み書きなどの正答率が高いが、記述式で無解答が目立った。日常生活の場面から出題、条件にそって文章にする問題などが苦手だった。

 課題として文科省は「複数の資料を比較して、共通点や相違点を整理した上で自分の考えを発表するなど、目的に応じて活用する力を身に付けさせる必要がある」としている。

 都道府県別の平均正答率は昭和30年代の調査に比べ、地域間格差が縮小し、教育の格差是正に一定の効果があった。

 都道府県の大半は平均正答率から上下5ポイントの幅に収まったが、中学の数学の応用問題を中心にばらつきも目立った。

 文科省は順位をつけた公表はしていないが、小学校では秋田、中学で福井、富山、秋田の正答率が高かった。

 一方、小学校で沖縄、中学で沖縄、高知、大阪の正答率が低かった。特に沖縄は、各教科で平均からの差が目立った。

 このほか大都市、中核市、市、町村、僻地(へきち)と地域の規模別に見ると、小、中学校ともに大きな差は見られず、文科省では「僻地教育の振興に効果があった」と評価している。ただ、応用問題では大都市と僻地の間で4~5ポイントの差があった。

 国公私立別に見ると、(1)国立(2)私立(3)公立-の順だった。国語の基礎力では平均正答率の差が10ポイント以内に収まったが、中学数学の応用では公立の平均正答率60・6%に対し、私立が17・0ポイント、国立が22・9ポイント上回る大きな差がついた。

 例外はあるものの就学援助率が高い学校ほど平均正答率が低くなる傾向がみられた。

                   ◇

【用語解説】全国学力テスト

 学力を把握・分析し、改善をはかる目的で文部科学省が今年4月、原則として国公私立の小学6年と中学3年の全児童・生徒を対象に実施。国立は全校が参加、公立は愛知県犬山市だけ不参加、私立校の参加率は約6割にとどまった。実施教科は国語と算数・数学。基礎学力を問うA問題と応用力を問うB問題に分けて出題。生活習慣などについても学力との相関関係を調べた。来年以降も毎年4月に小6、中3を対象に国語、算数・数学で行われる。






このブログでも、この全国学力テストについて以前4本のエントリーを書いたことがあります。


【過去記事】
全国学力テスト。【小6・国語】
全国学力テスト。【小6・算数】
全国学力テスト。【中3】

全国学力テストの意図。



全国平均は71.9点だそうで。



賛否両論ありますが、僕はやってよかったんじゃないかと思います。

「学力がすべてじゃない」
「詰め込み教育につながる恐れがある」
とか何とか言われてますが、今回出題された問題はどれも基礎的な話。
応用問題といわれているような問題でも、そこまでムチャな問題ではないと思いました。

「人間的な優しさや道徳心」の方が大切だと言われます。
確かにテストに表れてこない力もあると思います。
そして、そんな力が大切であるとは僕も思います。

…ですが、小学校や中学校で毎日教わっているような事柄が身につかないのに、教わる機会の少ない「見えない力」とやらが身につくかというと、難しいんじゃないかと思うわけです。

教わるために国語力(=読解力)も必要ですし、「なぜいけないか」というのを順序だてて考えるのはまた他の科目(数学とか)の考え方が必要だと思いますし。


見えない力も大切ですが、小学校や中学校で習うような基礎学力はそれ以前、必須項目だと僕は思います。
…その割に小学校に英語を導入するのには反対というよくわからんスタンスなわけですが(-"-;A
国際化に向けて英語は喋れたほうがいいと思いますが、まずそれ以前に日本語をやらなアカンのちゃうかという話です。



最近、小学校や中学校の問題を出して、解けないタレントをバカにするようなテレビ番組が多いです。
あれを見て、「面白い」というよりも「痛い」という感覚になってしまいます。

…いや、僕が全部分かるかといえば、もちろんわからん問題もあったりしますけれども(汗)
ああいうのは笑う番組というよりも、危機感を覚える番組なんじゃないかと思うわけです。





個人的には同時に行われたアンケートの結果の方が気になるわけですが、今回の試みは僕としては良かったんじゃないかという感想です。
(結果の詳細はこちらにあります)


投じた77億円というお金を無駄にしないように、この結果を活用して欲しい次第です。



ついでですので、発表された各都道府県別の順位を掲載しておきます。
この結果を見て、どう思われるでしょうか。
都道府県別の平均点と全国平均が等しくなるのが47都道府県中30位というのは、偏差で考えると微妙ですね。
まぁ、都道府県ごとに標本の数が違うと思うので、一概には言えませんが…。

…沖縄…(-"-;A



【都道府県別平均点順位(全国平均:71.9点)】

順位 都道府県 平均点
1位 秋田県 77.2点
2位 福井県 77.1点
3位 富山県 76.0点
4位 香川県 75.0点
5位 石川県 74.6点
6位 青森県 74.7点
7位 岐阜県 74.3点
8位 山形県 74.2点
9位 静岡県 74.0点
10位 広島県 73.3点
10位 鳥取県 73.3点
12位 愛知県 73.2点
12位 京都府 73.2点
14位 長野県 73.1点
14位 熊本県 73.1点
16位 群馬県 73.0点
16位 奈良県 73.0点
16位 宮崎県 73.0点
19位 新潟県 72.7点
20位 愛媛県 72.6点
21位 岩手県 72.5点
22位 千葉県 72.3点
22位 東京都 72.3点
24位 山梨県 72.2点
25位 福島県 72.1点
25位 兵庫県 72.1点
25位 島根県 72.1点
28位 埼玉県 72.0点
28位 長崎県 72.0点
30位 栃木県 71.9点
31位 山口県 71.8点
32位 神奈川県 71.6点
32位 徳島県 71.6点
34位 鹿児島県 71.3点
35位 茨城県 71.2点
36位 三重県 71.2点
37位 佐賀県 70.9点
38位 大分県 70.8点
39位 宮城県 70.7点
40位 岡山県 70.7点
41位 福岡県 70.7点
42位 和歌山県 70.5点
43位 滋賀県 70.4点
44位 北海道 68.7点
45位 大阪府 68.4点
46位 高知県 67.4点
47位 沖縄県 62.9点