管理人の職業はSE(システムエンジニア)というものでして、企業で使われている業務システムですとかそういったもののプログラムを開発したり、新しいシステムの仕組みを考えて提案したりする仕事です。
まったく携わってない方に説明するのが難しい職業でもあります。
…で、業務システムを作るわけですから、そこには当然のように「データ」が発生します。
顧客のデータですとか、利用者のデータですとか。
そして、その中には当たり前のように個人情報も存在するわけです。
個人情報…というと、最近よく漏洩事件という話でニュースとかでもお目にかかるわけですが。
紙とかではなくデータで扱うわけですから、ポケットに入るような記憶媒体(USBメモリーやメモリーカード)に何万件、何十万件単位で持ち歩くことが可能です。
そういうわけで、悪用しようと思えばデータを持ち帰って売ったりすることは割と容易だったりします。
個人情報というのは、かなり重宝されます。
しかも(データの内容にもよりますが)割と高値です。
そういったことを防止するために、セキュリティを強化しようだとか、データの管理に対する取り決めをしようという動きが活発になってきているわけです。
あとは、情報漏洩に対する対策も講じられています。
…にもかかわらず、漏れるときは漏れるんですが…。
でも、これはそのほとんどが人為的ミスによるものです。
「ファイル交換ソフト」というツールを勤務先のパソコンで使っていて、それで内部データを抜かれてみたり。
たくさんの顧客向けにメールを一括送信するとき、「BCC」でなく「CC」にアドレスを入れて送信してしまったり。
(「CC」だと、すべてのアドレスが全員に丸見えになるため、「BCC」を使うのが原則となっています)
※メールの誤送信については、過去記事「便利さ・手軽さに潜む罠。」にちょっと詳しく書いています。
…前置きが長くなりましたが。
会社で、個人情報セキュリティ対策の講義がありました。
ビデオを見て学習するという形式でしたが、そのビデオが微妙だったんですよ(笑)
『知らなかったでは許されない!個人情報セキュリティ対策【VHS版】』
(全2巻)
商品紹介ページ
■特長
・個人情報取扱事業者の従業員なら最低限知っておきたい「情報セキュリティ」の基本を、文系人間でも十分理解できるように、日常生活やビジネス生活で直面する出来事・例え話を用いながらわかりやすく解説します。
・全編ドラマ仕立ての演出です。視聴者にとって、教育を受けさせられている感覚がないままの自然な講習が可能です。
・各巻の巻末に「Learning Quiz」を設定。履修効果を高めるための工夫をしました。
監修なども情報処理関係で割と有名な方が行っていますし、ビデオ自体もちゃんとした会社が作っているんですけれども。
曲者なのが「全編ドラマ仕立て」という点です。
このドラマが微妙で、誰向けやねんという内容でした。
ストーリーは、あるサラリーマンから始まります。
そのサラリーマンが、会社で個人情報セキュリティの対策会議を受けまして。
「こんなもんは営業が気をつけたらいいんちゃうの?」的な発言をするわけです。
…で、場面が変わって突然そのサラリーマン宅。
「ただいまー、…って誰もいないんだけどな」とか三文芝居。
そんな感じで一人でぶつくさ言いながらドアを開けた瞬間、部屋の中で何かが輝きを放ちます。
で、出てきたのは若干露出度が高めの若い女の子。
この話のヒロインです。
で、何やねんというと。
その女の子はサラリーマンのひ孫という話で。
ひいじいさんが犯した犯罪のせいで、この女の子の代まで被害を被っているという。
その犯罪というのがですね。
飲み会の席で、そのサラリーマンが上司から顧客リストを受け取りまして。
「会社に戻しといてー」という話で。
でも、酔っ払ったサラリーマンがそれを失くしてしまいます。
で、そのサラリーマンがクビになると。
ここまでならまだいいんですが、それで会社に逆恨みをしたそのサラリーマンが、会社の企業秘密をそこら中に売りさばいたという話で。
あえなく御用と。
そのせいで、ひいじいさんにそんな犯罪を犯してもらいたくないということで、ひ孫がタイムスリップをして教育しに来たと。
そんな内容なんですが。
…えっと、どこのドラ○もんですかヽ(;´Д`)ノ
そして、その女の子がいわゆる「萌え系」。
なぜか白衣を着てみたり、家に忍び込む泥棒の例えのところで『キャッツアイ』のコスプレをしてみたり。
誰向けのビデオやねんという話です(汗)
まぁ、ひたすら薀蓄を述べられる内容よりはよっぽど面白かったですけどね(笑)
…でも、このビデオが84,000円というのはどうかと思います(;´Д`A