『真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝』。 | 気ままに生活。

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『真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝』を見ました。



第二部『ユリア伝』
今週は『北斗の拳』ウィークでした。

DVDのみの発売ということで、TSUTAYAで借りてきたんですが。



ケンシロウやラオウがユリアに初めて出会った時からサウザー編までをユリア視点で描いた作品です。
ユリア役の声優に石田ゆり子さんが起用されていました。
更にジャギ役にはデビット伊東さん。

…ってジャギ?!

確か第一部で
「先代リュウケンは子供に恵まれず、3人の養子を預かることになった…」

とあり、『北斗の拳』の歴史上から抹殺されたはずなんですが…(笑)



…まぁ、そのへんはネタバレゾーンで書きたいと思います。





ところで、先ほどのポスターですが。
この絵のケンシロウおよびラオウに関して違和感を覚えました。
拡大したものが↓こちらです。



思い込みかもしれませんが。



このケンシロウとラオウなんですが、それぞれ声優をされている方に似ていませんか?
(ケンシロウ:阿部寛さん、ラオウ:宇梶剛士さん)
そのまま似せて描いたんじゃないにしろ、若干面影はあるように思うのですが…。

ケンシロウ大さじ3分の2に対して阿部寛さん大さじ3分の1というような感じで。


ちなみに、第一部の2人の画像は↓こちら。

第一部より。



何となく違う感じがします。
僕だけかな…?



まぁいいや。
続いてネタバレゾーンです。



「また今度見るからネタバレは嫌」という方はこちらをクリックしてください。

■□ネタバレここから------





冒頭は、幼少時のユリア。
自分が乗るはずだった飛行機の墜落を予知するシーンから始まります。
…正確には墜落ではなく空中爆発ですが(汗)

ここで養父と幼い頃のリュウガが登場。
そして、リュウガはこのシーンを最後に登場しません(汗)
リュウガけっこう好きなのに(笑)

この超能力のせいで、ユリアは自らの感情を閉ざしてしまいます。



変わって、北斗神拳の修行所。
ラオウとトキが、またジャギとケンシロウがそれぞれ組み手をしています。

そこに預けられてきたユリア。
腕には、捨てられていた子犬を抱いています。
で、子犬がユリアの腕を飛び出し、ケンシロウのもとへ。
「邪魔だ」といって踏み潰そうとするジャギから子犬をかばうケンシロウ。

その子犬をユリアに返すと、ユリアが小さく笑います。



えっと、確かボールじゃなかったですっけ。
まぁいいですけど。

この子犬はトビーと名づけられ、後々思わぬところで関わってきます。





そして、北斗神拳の伝承者がケンシロウに決まり、ジャギとひと悶着。
ケンシロウにやられたジャギが、シンをたぶらかします。



…ああ、そうか。
この描写が必要だから、ジャギが復活してきたんですね
納得納得。

って、それやったら最初から第一部で「3人」とか中途半端なことせんかったらいいのに(爆)



それにしても、ジャギ役のデビット伊東さんはなかなかいい演技をしていましたね。
いい感じでした。



話を戻しまして。

この後、シンがケンシロウを倒してユリアを奪うシーン、ユリアがシンの居城から飛び降りるシーンと続きます。
…ってか、ユリアが攫われてからここまで1年も経ってたんですね。

ケンシロウ1年も何やってんの

ユリアが身を投げる前、トビーに北斗七星柄のペンダントを託します。
「ケンシロウに届けるように」ということで。
これも後々絡んでくるんですが。

…ところで、シンはトビーの世話もしてたんですか(笑)
微妙な後付け設定です。



身を投げたユリアを南斗五車星(ジュウザ以外)の面々が助け、南斗最後の将の居城へ。
そこで息を引き取る寸前の養父と会い、ユリアが南斗最後の将となります。



で、唐突に登場するレイ。
これを何故か南斗五車星が3人がかりで捕らえます。
ジュウザのいない南斗五車星如きに捕らえられてしまうレイには萎えましたが。



そして、「ケンシロウに会え」とレイに命令するユリア。
正体は見せません。



この後は、サウザーに負けたケンシロウを助けに行くところ。
シュウの息子であるところのシバに助けられ、ラオウに助けられるまでのケンシロウに接触します。

当然、ケンシロウはそのことを知りません。
…ってか、この描写は必要なんですか?



そこでユリアは倒れます。
その頭上には死兆星が…。

まずは治療のため、トキの村へ。
そこで、トキからユリアへレイの遺髪が託されます。
トキは何となく最後の将がユリアだと勘付いていたんじゃないでしょうかね。

…ってか、気づかないトキが嫌なだけなんですけれども(笑)

このあと回想。
戦争時に核シェルターに向かい、トキだけがシェルターに入れずに死の灰を浴びてしまうシーンです。
明らかにトキも入れるだろうというのは言いっこなしです。



クライマックスは、第一弾と同じくケンシロウとサウザーの死闘。
使い回しです(笑)

ここに実はユリアも見に来ていました。
ついでにトビーも。



戦いを終えたケンシロウに向かって走るトビー。
聖帝十字陵の麓でケンシロウに飛びつきます。
ケンシロウもトビーに気づきます。
そこで計ったかのようにペンダントの鎖が切れ、ケンシロウがそれを手にします。

犬がなんとも場に不釣り合いでした。
この描写がそこまで重要なファクターでもないと思うんですけれども…。



全体的にはやっぱり総集編のようなイメージ。
しかも、「重要キャラ以外のキャラクターについての総集編」という感じです。
僕としては割と面白かったかなという感じですが、敢えてこれを作る意味はわかりませんでした(笑)

★★★☆☆というところでしょうか。





■□ネタバレここまで------



あと、エンディングテーマが『ユリア…永遠に』のセルフカバーだったのがちょっと嬉しかったですね(笑)
やたら激しい『ユリア…永遠に』でしたが(笑)