高校の履修不足問題が話題になっていますね。
僕も高校時代は私立の進学校に通ってたんですが、大丈夫だったんだろうか…(汗)
(ただいまmixiの高校コミュニティで確認中…)
家庭一般とか高校で履修したっけな…?とかいろいろ疑問もあるわけですが。
※記憶が曖昧なので、もしかしたら知らん間に(爆)受けていたのかも知れません
問題になっているのは、主に世界史だそうです。
【必修科目】について、社会(地理歴史)については
地理歴史のうち
・「世界史A」及び「世界史B」のうちから1科目
・「日本史A」、「日本史B」、「地理A」及び「地理B」のうちから1科目
これをいずれも履修することとなっています。
(高等学校学習指導要領 総則 の「第3款 各教科・科目の履修等」)
そして、これについて
・文系志望の学生は日本史を受験科目に選びやすい
・理系志望の学生は地理を受験科目に選びやすい
このことから、世界史を軽視する傾向が高まってきたみたいですね。
実際、僕も世界史は履修しましたが、割とあっさり終わったような印象があります。
必修科目である割には受験に必要ないということで、穴になっているんでしょうね。
さて、そんな履修不足問題。
政府が対策案を出したようです。
記事は↓こちら。
未履修生徒の救済策検討 深刻化受け、方針転換(中国新聞)
政府は二十八日、全国の高校で必修科目の未履修が発覚した問題で、単位不足が懸念される生徒に対する救済策の検討に入った。安倍晋三首相が二十七日、伊吹文明文部科学相に指示した。文科省は教育委員会向けに示す対応策を検討するため実態把握を急いでいる。
伊吹文科相は救済に否定的な考えを示していたが、二十七日時点の集計で未履修の高校が四十一都道府県の約四百校に上り、単位不足の恐れのある生徒が七万人以上となる見込みであることが判明し、政府は方針転換を迫られた。
文科省初等中等教育局は「(世界史などの履修に必要な)七十時間の授業は、大学入試シーズンが一段落した後、三月末までに行う補習で十分対応可能」としている。
ただ、盛岡市の私立校のように一部の高校三年生が四科目、三百五十時間分の補習をしなければならないようなケースもあり、未履修の全員が卒業までに指導要領通りの時間数をこなすのは困難。政府はこうしたケースでの救済を検討する。
安倍首相は二十七日、官邸で記者団に「子どもに原因があるわけではなく、学校側に原因があり、教育委員会もチェック機能を果たし得なかったことに問題がある」と指摘。「子どもの将来に問題が発生しないよう対応すべきだと考えているし、そのように指示している」と強調した。
与党内では「(生徒は)かわいそうだ。もう一度授業を受けさせるようなことは必要ない。寛大な措置を取るべきだ」(森喜朗元首相)などの声が上がっている。
多くの高校は三年生の卒業のため、放課後や入試直前の冬休みに集中補習する強行策を示しているが、今後はリポートの活用など受験生の負担がより軽い方法を選択する高校が増えそうだ。
…いや、気持ちはわかるんですけどね。
難しい問題だとは思いますが。
ここでザル式に通した場合、今後の学校での指導が荒れることは必至だと思います。
「何だ、大丈夫なんだ」となる学校は間違いなく出てくると思います。
確かに現在渦中にいる学生はかわいそうですが、「補習授業は必要ない」とするのはあまりにも浅はかすぎると思いますよ森さん。
点数稼ぎの発言であることは明らかです。
逆に「何も考えていない発言」ということで、むしろイメージ悪いです。
それ以前に、しっかり必修科目をクリアした上で受験勉強をしている学生もいるわけですし、受験に必要ないからといって端折った学校の生徒が有利になるような方針はどうかと思うわけです。
普通に必修科目を履修した学生が馬鹿を見る事態だけは避けてあげてほしいですね。
ただ「卒業させない」とするのはあまりにもかわいそうですので、「必要時間数の補習を受けて履修とする」というのでOKなんじゃないでしょうかと思います。
それでもまず学生の負担は増えますし、何より学校(教育委員会?)の方針に従っただけの末端の教員の方々の負担がかなり増えるわけなので、その辺は少し考えてあげる必要はあると思いますが…。
とりあえず、高校だけではなく小中学校にも言える「受験対策に特化しただけの」授業の方針から改めていかないと悪循環は続くのかなあ、とは思います。
今の教育方針で、ホントに大丈夫ですか?