一番問題なのは大統領の発言じゃないですか?
記事は↓こちら。
ダッチワイフで反セクハラ・キャンペーン」(ロイター)
男性優位主義で知られるメキシコで、職場におけるセクハラ防止を訴えるキャンペーンとして、大量のダッチワイフに企業の重役の服を着せた広告を流した。
8日の国際女性デーに合わせ、真っ赤に口紅を塗った口をぱっくり開けたダッチワイフにスーツを着せ、パソコンの前に座らせたテレビCMが放映された。
CMでは、男性がダッチワイフの側を通り、気軽に肩をなで回す。そして最後に「女性を物のように扱うべきではありません。セクハラは下劣で、犯罪行為です」というナレーションが流れる。
男性至上主義は、メキシコに根深く浸透している。愛人を持つのは普通で、別に家を持たせることさえある。
女性従業員の賃金は一般的に男性より低い。職場における女性に対する不適切な振る舞いは珍しいことではない。
メキシコの女性支援団体によると、広告はテレビだけではなく、ラジオ、印刷媒体、ビルボードなどにも掲載される。女性を性的対象として利用することを象徴化し、論議を呼び起こすことを目的としているという。
法律も女性には不利に働く場合が多い。
性行為が認められる「承諾年齢」は州によって異なり、12歳の州もある。また住民の大半を占めるカトリック教徒が妊娠中絶に難色を示しているため、強姦の被害者が妊娠し、意思に反して出産させられるケースも多い。
世論調査によると、家庭内暴力の犠牲になっている女性も無数にいる。
反セクハラ・キャンペーンの前には、女性に対する暴力に反対するキャンペーンが行われた。このキャンペーンでは顔にあざと切り傷をつけた女性の写真が使用された。
ビセンテ・フォックス大統領は性差別・その他の差別反対キャンペーンの責任者だが、今年初め女性を「二本脚の洗濯機だ」とジョークを飛ばして物議をかもした。
このCM、かなりシュールです。
男性は女性をそういう(ダッチワイフと変わらない)目で見ている、と批判しているんでしょうね。
愛人を持つのは普通。
職場でも女性が不適切な扱いを受けることは珍しくない。
法律も女性には不利に働くことが多い。
国民を平等に裁くことを理想としているはずの法律で、女性だからという理由で立場が不利になるなど、あってはいけないと思います。
言い方を変えれば、全く同じシチュエーション、全く同じ立場の原告がいたとしても、その原告が男性であるか女性であるかというだけで判決が全く異なる可能性があると言っているようなもんです。
被告が男性であるか女性であるかというのも大きく左右するんでしょうね。
時間は掛かるかもしれませんが、こういった慣習は一刻も早く払拭されるべきです。
…で、その最前線を行くべき差別反対キャンペーンの責任者でもある大統領。
この人の発言が一番気になりました。
そんな立場にいる人の発言とは思えません。
この人自体差別意識満々じゃないですか?
ジョークではすまないと思いますが、この件の詳細を調べてみようとした所、記事が見つかりませんでした。
この問題、どうなったのでしょうか…?