背の低い人が怒りそうなアンケート結果です。
実際、ワタシもそんなに身長が高くはないんですけれども。
身長と教育の関係とは(ロイター)
スウェーデンで、95万人の男性を対象に調査を行ったところ、背の高い男性のほうが高学歴であることがわかった。
医学誌「International Journal of Epidemiology」に発表された調査は、カロリンスカ研究所の研究者フィン・ラスムッセン氏が行ったもので、それによると、背の低い人は、あまり成果が出せないという偏見を持たれているという。
論文には「青年期以降、高い教育を受ける可能性は、身長に比例している」と書かれている。
研究では、1950年から1975年に生まれた男子が18歳の時に受けた徴兵検査の結果と最高27年後の学歴を分析した。
「身長が194センチ以上の男子が大学教育を受ける割合は、身長が165センチ以下の男子の2~3倍です」
社会的背景、知能指数で計測される知性などの要因で結果は多少変化するだろうが、それでも、身長と学歴の間には明白な関連があるという。
研究チームは結論を出していないが、ラスムッセン氏は、社会が持つ傾向に関係があるのかもしれないという。
同氏は「背の低い人々に否定的なのかどうかはわかりません。しかし社会には、人間の能力に関して、人々が抱く期待なり、観念があると思われます」とロイターに語った。
…何だコレ。
こんなのに騙されてはいけません。
まず、この身長の範囲の切れ目が微妙です。
165センチ以下と194センチ以上。
165センチは切れ目として分からなくもないですが、194センチという中途半端な切れ目は一体何でしょうか。
「背が高い」というより高すぎです。
ついでに、割合計算。
例えば165センチ以下の人が2人しかおらず、大学教育を受けている人が1人、あとの1人は高卒であると。
で、194センチ以上の人が1人しかおらず、この人が大学教育を受けているとしたら。
165センチ以下の大学教育の受講率は50%、194センチ以上は100%になります。
これで2倍ですね。
「比例している」と言いたいのならば、最低でも3グループ以上の身長別の結果を出して欲しいと思います。
…結果を2箇所だけ抽出したら、どんな割合であれ比例しているのは当たり前ですから。
2点だけ結んだグラフが直線になるのは当たり前です。
胡散臭いことこの上ないです。
統計の結果がニュースになる場合、ワタシは基本的に文章を疑ってかかります。(過去記事参照)
結果の偏った部分だけを書いているような気がしますので。
(実際、偏った部分を強調した方が目は引きます。今回の記事もそうです)
…しかしこのアンケート、評価できる部分があるのも事実です。
日本の場合はどうなんでしょうね?
実際、身長と学歴なんか関係なさそうですが。
根拠は全くないですが、机に向かってばっかりの人は、逆に背が伸びないような気がします。