英語のI(アイ)と31(サイ)にかけ毎年1月31日を「愛妻家の日」になっているそうです。
…が、何となく気に入りません。
「愛妻家」という言葉を使って、暗に「妻は家で食事を作って待っているもの」と決め付けているように見えるところが特に。
…まぁ、実際は「1月31日の午後8時に食卓について妻に感謝とねぎらいの言葉をかけると、日本は少し平和になるかもしれない」と言っているだけなんで、単にワタシが深読みしているだけかもしれないですけれども。
別にこの行動自体が悪いというのではありません。
「いつも一緒にいてくれてありがとう」「これからもよろしくお願いします」という言葉をかけるという意味では。
…ただしこの日本愛妻家協会という団体、ハナから「男は仕事、女は家事」を前提に意見を述べている感じがして、どうも気に入らないです。
以下に本文を掲載します。
皆様はどういった感想を抱かれるでしょうか?
日本の夫たちが「愛妻の日」宣言(ロイター)
日本の男性グループが、1月31日を「愛妻の日」に定め、仕事中毒気味の夫たちに早く家に帰って妻たちに感謝の意を示すよう呼びかけた。
非営利団体「日本愛妻家協会」は、午後8時までに帰宅して妻に「ありがとう」を言うよう日本の夫たちに働きかけた。
団体ウェブサイト(http://www.aisaika.org/)にはこう書いてある。
「妻への感謝を言葉にできない。いまさら言えない。とにかく仕事が一番だから。どーもそんな男たちのミエとテレが現在の夫婦環境を脅かしているかもしれない」
日本の離婚率は年々着実に上昇している。2004年には、3組のうち1組以上が離婚していることになった。
日本愛妻家協会は、「早く帰ろう」「名前で呼ぼう」「目を見て話そう」など「男の帰宅大作戦実践5カ条」によって、雰囲気を改善するように呼びかけている。
日本の夫の多くは、妻を名前でなく「おまえ」と呼ぶ。単に唸るだけしかしない夫もいる。
ウェブサイトには、夫たちが大声で言うのは恥ずかしい思いを綴って投稿するコーナーもある。
神奈川県の男性はこう書いている。「事故起こしてゴメン。ルーマニアに出張ばかりでゴメン。会社で寝てばかりでゴメン。こんなボクを愛してくれてありがとう。」
以下はその日本愛妻家協会のHPからの抜粋です。
■日本愛妻家協会とは
妻というもっとも身近な赤の他人を大切にする人が増えると、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない。という甘い理想のもと、日本独自の伝統文化かもしれない愛妻家というライフスタイルを世界に広めていこうという文化活動です。
■活動理念
日本愛妻家協会は、持続可能な夫婦関係はどうも世界の平和と地球環境の保全につながっているらしいと気づいたオヤジたちが始めた、いたってスローな活動です。「サスティナブルな夫婦環境を保全するワイフコンシャスなライフスタイル」という感じです。
失われつつある日本独自の愛妻家という文化を再生します
絶滅が危惧される愛妻家の生態を調査し保護育成に努めます
愛妻家だけもつ知られざる倦怠感削減の知恵を世の中に広めます
■名誉会長プロフィール
日本愛妻家協会の名誉会長は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)さんです。タケルさんは世界で初めて愛妻家宣言をした人物として有名です。
日本書記によると…(中略)…そこで愛妻家の元祖としてタケルさんに名誉会長をお願いしています。
■総本部は嬬恋村
日本愛妻家協会の総本部は群馬県吾妻郡嬬恋村にあります。現代ではキャベツの産地として全国的に有名ですが、実は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)さんが世界で始めて愛妻家宣言をした場所です。その証拠がそのまま地名が示すとおり「ワガツマコイシ村」として現代に生きています。世界に散らばる愛妻家にとってそこは聖地なのです。
■事業計画
1、愛妻家の日「妻にありがとう大作戦」
英語のI(アイ)と31(サイ)にかけ毎年1月31日を「愛妻家の日」とします。その日の午後8時日本中の300万人の夫が食卓につき妻に感謝とねぎらいの言葉をかけると、日本は少し平和になるかもしれないという壮大な社会実験。
2、ミスター愛妻家を選ぶ!「日本愛妻家大賞表彰計画」
日本愛妻家協会愛妻家審議委員会がその年のミスター愛妻家を選定し表彰する制度。文化人著名人のなどの中からその年めざましい愛妻ぶりを発揮し、新たな愛妻家像を作り出した愛妻文化の啓発に貢献した人物に贈られる。
3、愛妻文化複合型施設開発「嬬恋愛妻ビレッジ構想」
世界の愛妻家のメッカ嬬恋村に作られる愛妻コンセプトタウン。夢の愛妻家ライフスタイルを実現するため産・学・官の連携により実現。住宅、別荘、ホテル、ショールーム、ショッピングモールなどが混在したかつてない愛妻文化複合型施設。
…やば、読んでて腹立ってきた。(←そこまで毛嫌いせんでも)