その場しのぎは遅かれ早かれ綻びます。 | 気ままに生活。

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すっかりほったらかしてしまいましたが、ぼちぼちアップしたいと思います。
よろしくお願いします。


何のためのテストなんだか不明です。





<試験点数改ざん>男性教諭「採点の時間なかった」 神奈川(毎日新聞)


 神奈川県藤沢市の市立片瀬中学(角田宗夫校長)で、2年生の理科担当の男性教諭(39)が昨年12月に実施された後期の中間試験を採点せず、成績カードに架空の点数を記入していたことが分かった。教諭が後日、テストを採点して生徒に返し、点数の食い違いが発覚した。

 教諭は「担当のクラブ活動が忙しく、採点する時間がなかった」と弁明しており、角田校長は「でたらめと指摘されても仕方ない。信頼回復に努めたい」と謝罪した。

 同校によると、理科の中間試験があったのは12月6日。教諭は2年生161人分の答案を採点せず、過去の成績などから点数を推測し、9日にパソコンで架空の数字を成績カードに入力、12日に担任を通じて生徒に手渡された。教諭は12日以降に採点し、13、14日に答案が返されたため、生徒が点数の違いに気付いた。成績カードより点数が50点高い生徒、逆に29点低い生徒もいた。【金沢盛栄】





…教師を擁護する訳ではないですが、定期テストに関する作業はなかなか手間です。

担当クラスが多かった場合、採点作業に関しては単純に掛かる時間としては掛け算になります。

記述による回答になると、正解にすべきか不正解にすべきか迷う微妙な答えが出てくる場合もあります。



他の基準で成績が出せるものならば定期テストを行う必要はないかもしれません。

ただそれでは授業の理解度を示すことは出来ませんので、定期テストが必要になってくると思います。



…で、この事件。

「定期」テストの意味を真っ向から否定する所業だと思います。

過去の成績を加味して推測で数字を導き出すという。

確かにテスト当日に欠席してしまった場合、例外的に過去の点数とその時の平均点、それに今回のテストの平均点を考慮したうえで成績を出すことはあると思いますが…。



それにしてもこの教師、よく架空の点数を報告しようと思いましたね。

バレないとでも思ったんでしょうか?

戻ってきたテストと成績表の点数が違うことくらい一目瞭然でしょう。

普通の神経なら、こんなすぐにバレるような小細工はしないでしょう。

もしかしたら、よっぽど追い込まれていたのかもしれません。

…もちろん、ただの物臭教師という可能性もありますが。



何でこんな無計画極まりないその場しのぎを行ったのか謎ですね。

ただ、教師の時間がないのはワタシもヨメや知人を見ているので解ります。

公務員の人員削減をモロに受けて、ただでさえいっぱいいっぱいだった仕事を少ない人数でこなさなければならなくなったらしいので…。

教師の方々の仕事量はおそらくワタシ達の予想を大分上回っていると思います。



よくテレビで教師を批判しているのを見ますが、虫酸が走ります

確かに生徒に乱暴するなど教師の犯罪もあり、それは絶対に許せませんが、それで全ての教師の方々を批判する放送を見ると我慢できません。

しかもそれを言っているのは、人を批判するだけで飯を食っているような連中(←偏見?)ですから余計腹立たしいです。

アンタ等はどこまで調べてそれを言ってるねん、と。



…おっと、教育関係のニュースを見るとなぜか熱くなってしまう自分がいます(汗)

この事件のテキトーな教師を許すことは出来ませんが、そんな単純なその場しのぎをやってしまいたくなるくらい仕事に追い込まれている教師もいるかもしれないというのを認識することは必要なんじゃないかと思います。