…さて、ワタシの勝手な「なんとなく矛盾の起こらないような感じのするタイムパラドックス理論」もとりあえず今回で一区切りです。
第1回はこちら 。
第2回はこちら 。
第2回の話で、今ワタシがなんとなく思っている過去改変の理屈はだいたい言い終えました。
…で、補足です。
時間軸を横軸とします。右に行くほど未来を表すとします。
───B────A──→ (1)
仮に、前回で言うところのノビタ(仮名)さんがA地点からB地点にタイムスリップを行った場合、実際にできる流れは以下の2本、ということを説明しました。
────────A──→ (2)
────────AB───────→ (3)
(2)の線は、ノビタ(仮名)さんがタイムスリップしてしまったがために、忽然と姿を消してしまったもとの世界。
そして、(3)の線については、ノビタ(仮名)さんの行動の軌跡に沿って作られた、横軸が時間軸ではない新たな軸で作られた、まったく新しい世界です。
ちなみに時間軸を横軸で考えると、(3)の線は以下の感じで表すことが出来ます。
────────A
┌─────┘
B───────→
これを、A地点からB地点への移動時間をゼロとして、まっすぐに延ばしたのが(3)ということになります。
第2回で言いたかったのは、
(2)の軸は横軸が「時間軸」になっている世界であり、(3)の軸は横軸が「時間軸」ではない世界である
ということです。
…つまり(2)の線は、ある「時間座標」を指定すれば、地点が1点に絞られるという「四次元」の世界という風にも言い換えられます。
それに対して(3)の線。
ここでは、「時間座標」を指定しても、地点が1点に絞られません。
ノビタ(仮名)さんが過去にタイムスリップしたことで生じた、「同じ時間」が存在するためです。
…ゆえに「時間軸」ではない、その地点を特定できるような新たな横軸の定義が必要になってきます。
(…完全に理系の話になってきました。すみません…)
軸の名前は思いつきませんが、言うなれば「五次元」の世界、という感じでしょうか。
…ということで結論としては、
タイムスリップをすると別次元の世界に移行してしまう
という感じになります。
ワタシもびっくりです。
前回の内容までは何となく思っていたことを書きましたが、今回の内容は書いた文章を読み返してから思いつきましたから…。
…で、なぜこんなことを書いたかというと。
(2)の世界でタイムスリップするのと(3)の世界でタイムスリップするのとは、全く意味が異なるんじゃないか
と思ったからです。
※(3)の世界は「時間」が横軸ではないので「タイムスリップ」という表現もおかしいのですが…。
(2)で飛ぶ場合は時間を飛ぶのですが、(3)では「時間でない何やら訳の分からない五次元の軸」を飛ぶ訳ですから。
…そして、よしんばジャンプに成功したとしても、この考え方ではさらに別の次元(六次元)に飛ぶことになります。
五次元の座標でも、地点が1点に絞られないという事態が起こりますので…。
以下の(4)の軸が、先ほど(3)で表した世界の中でジャンプしたときの移動軌跡を、五次元を軸としてジャンプした人視点で示した矢印、そしてそれをまっすぐに伸ばした(5)の場合、さらに別の軸(六次元の軸)を定義することになってしまいます。
────────A
┌─────┘
B───────→ (4)
────────AB───────→ (5)
次元の二重ジャンプ、三重ジャンプはかなり難しいような話になりました。
これでは「行って帰る」ことなどまったく不可能な話になります。
ついでに、タイムパラドックスなるものも起こりません。
…ということは、この理屈を使って映画を作ったとしても、まったく面白くないということになります。
…じゃあ、やっぱりこんなことは誰かが先に考え切って、それでいて「こんなんじゃあ面白くないから」という理由でボツった可能性大ですね…。
やれやれ。
長々とこんな訳のわからん自己満足の文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
読んでくださった方に心よりお礼申し上げます。