交通事故から二十数年 | 脳脊髄液減少症と線維筋痛症と日々の事


6月23日
家族で交通事故に遭ってから
二十数年経ちました

23日は父の月命日で
家族でお墓参りに行ってから
買い物に出掛け
帰り道での事故でした

加害者の車に二度ぶつけられ
勢いで壁に激突し横転する
大きな事故でしたが
幸いにもどの子も
軽症で済みました

横転の瞬間 助手席にいた私は
後部座席にいた子供達に
目をやりました
上になった子が下に落ちていく…
一瞬の出来事に
手を出す事も出来ず
(あぁ、こんな時に助ける事も
出来ないのか)
と自分の無力さを思い知りました

車からはガソリンが漏れ
一刻も早く子供達を
車から離すのに必死でした

救急の方は 要請を聞いて
子供達はダメかもしれないと
思っていたそうです


皆が無事だったのは
父が守ってくれたのだと
誰もが口にしました

その日から
私は一ヶ月程の入院になり
怖い思いをした子供達の
フォローも出来ませんでした

退院しても 殆ど寝たきりで
中学生になったばかりの
長男君が洗濯や洗い物等の
家事ををしてくれました

寝たきりの日々
思う様に動けなくなり
入退院を繰り返し
学校行事にも思う様に参加出来ず

自分の体には諦めがついても
奪われた時間は戻らない
その悔しさがいつもありました

事故がなければ
もっと子供達との時間を
持てたかもしれない

もっと何かして
あげれたんじゃないか

私の後悔、自責は
それだけではないけれど
長男君を空に送った今
考えても仕方がない事を
考えてしまいます

❀ ❀ ❀ ❀ ❀

長男君、いつもお母さんを
助けてくれたよね
沢山の愛をありがとう
沢山 悲しい思いをさせちゃって
ごめんね

今 お母さんに出来る事
貴方がそちらで穏やかに
楽しく過ごせる様に
こちらから沢山の愛を送るね
本当は貴方に直接会って伝えたい
♡愛してるよ♡