近所の介護施設へ | 人生色々あったとさ

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第1部2014年書きはじめました。 結婚後の自叙伝です
第2部は義姉交通事故に遭い脳挫傷で失語症介護記録です。
その後は老いて思うことを書いています。

ブログで書いた老老介護の友人が介護度5になって近所
の介護施設にショートステイでお世話になっていると聞き
お見舞いに行ってきました。

歩いて200歩です。この部屋からも見えます。

施設の方に問い合わせたところ昼食時間以外ならいつでも
良いと言われ1時過ぎに行った。

靴はスリッパに履き替える。車いす用の為か段差がない。

来訪者用紙に記入して広いエレベーターで3階の個室へ。

ここはショートのみで長期の方はいない。全て個室で満室
だった。ドアが皆開けてある。丸見えです。

ベットかなと思って入ったがマットレスに掛け布団で横にな
っていた。何となく想像していたのと違っていた。
何一つ飾りもない。必要以外何もない。
がらんとしていた。洗面トイレが丸見え。テレビはあった。

寝返りをするのでベットから落ちる危険があるとのことで
下に寝ていると説明あった。

起きたいと言ったところ仰向きに寝ている人をうまく起き上
がらせる介護士さんに感動。

彼女は私のことは覚えていた。知っているよと言った。

一時間程居た。その間色々感情に起伏があり言葉が前より
荒っぽくなっていた。腕をつかむと離さない。すごい力。

笑っているので「嬉しいよ 笑っているお顔を見れて」と言う
私に「笑っていないよ」と大きな声で怒った。

何も言わない方が良いのだと思った。
勉強不足な自分がいた。

ご主人に聞いたが手も傷だらけと言っていた。

介護士さんに「お仕事よくやりますね」と言ったところ
「好きだから」と言ってくれた言葉に救われた。

認知症の家族を支えている家族の苦労は並々ならぬ
辛さをこの目で確かめた時間でした。

また来るけど良いかなと聞いたら良いよと言ってくれた。

言う通りにしないと反抗が始まる。だから刺激を与えて
はいけない。難しいと思った。

個性のある認知症の方を相手にしている介護士さん、たと
え仕事とは言うけれど好きなだけではできない。

施設があっても入所出来ずに家族で介護している方も多い。

色々と考えさせられた日でした。明日は我が身かも。