お店の家賃は繁華街の場所だけに高額だった。
意識回復してからも何故か彼女の許可なしで
決めて良いものか私たちはすぐには解約出来なかった。
そんな時例の昔からの知人(売り掛けの多い人)から
話がきた。
お店を欲しい人がいるとのこと。
義姉が復帰できないのは誰が見ても分かる。
今なら彼の申し込みも断り慎重にことを運んだと思う。
彼もまさか帳簿まで見ているとは思わなかったでしょう。
私も夫も経理には詳しかった。
でも、でもなんです。
夫はその人に全て任せたのです。
あの頃は私たちには大阪の知り合いもなく
長いお付き合いの人を信用するしかなかった。
居抜きという言葉を知ったのもその時でした。
家賃を払わなくても良いということはあの現状では
とても助かることでした。
お店はビルの7階ぐらいだったかな。(記憶あいまい)
手離す際には権利金の問題があります。
その場所は繁華街の中なので高額だったそうです。
先ほどの居抜きだとなんにも用意しなくても
すぐ商売が出来るということです。
買ったばかりの製氷機もありました。
言われるままの金額で私たちは義姉の大事な
お店を彼に渡したのです![]()
その金額が安いのか高かったのか知るよしもない。
彼女のことを思うとただただ悔しくて無念でした。
結婚もせず守ってきた一番大事な宝ものを
自分の知らないところで勝手に売買されている。
これも定めなのでしょうか。
でも今私たちと一緒にいて元気な明るい姿を
みているとやはりこうなったのも運命だったのかと
納得しています。![]()
お店の片付けには義弟も来ました。
お酒類は片付けるよう言われていました。
飲み残しを捨てる作業には参りました。(ノ_・。)
私はアルコールには弱いのでその匂いで
酔ってしまいフラフラしながら捨てていました。
お酒がもっと嫌いになりました。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
お店は義姉のお店の名前をそのまま使用して
開業したそうです。
きっと今もお店があるのかなと思いながら義姉と一度
訪ねてみようかなと思っています。
記憶がよみがえるかな。
でもそれがはたして彼女にとっていいことなのか
私にはまだ分からない。
知らなくて良いこともあるような気もします。